Shinshu's Best Travel Offer
A Cozy Cafe in the Mountain Country
信州のおいしい素材を使ったメニューと、居心地の良い空間を提供してくれるマウンテン・カントリー信州ならではのカフェを、シリーズで紹介しています。どこからであれ長野県を訪れた際は、足を運んでみてください。そこにはきっと、おいしい出会いがあります――
サラダの国のなかで
日本アルプスサラダ街道沿いの野菜畑が広がる朝日村に、そのカフェはありました。水や空気がおいしく、新鮮な農産物を食べている地域だからこそ、おいしい珈琲を楽しんでもらいたい、そんな願いを持つお店が、カフェ・シュトラッセです。
珈琲の好みを伝える
カフェ・シュトラッセは、自家焙煎珈琲のお店。世界各国から珈琲の生豆を仕入れ、焙煎機でていねいに焙煎します。浅煎りから深煎りまで20種類ほどある珈琲を好みで選ぶことができます。その場で挽いて、淹れたての香りと味を楽しむことができます。気軽に店主さんに好みを伝えて、選んでもらうのも良いでしょう。
珈琲も農産物
カフェ・シュトラッセでは、波田町の紅茶とケーキのお店アプリュスさんから、珈琲に合うお菓子を手作りしてもらい、珈琲と一緒に楽しんでもらっています。 珈琲豆の販売も行っていて、諏訪から安曇野まで配達するそうです。
この地にお店を開いて、この春で1年がたちます。地域にとけこむため、店主さんは地元の人たちとの信頼関係を大切にしているそうです。冬場は地元の野菜農家の人たちが会議の後に立ち寄ることもあるとか。
カフェ・シュトラッセでは、ハンド・ピックといって欠点豆を一粒一粒手で選り分ける作業をします。それを見た地元の農家がなにをしているか尋ねます。
「ひね豆を取っているだいね」
「ご苦労さんだね」
珈琲も農産物。作り手同士の共感が伝わる瞬間です。
朝日村の見え方が変わる
お店の窓から見える朝日村の風景を見た村の人が「おらとこの村じゃないみたいだ」と言うそうです。地元の人が普段見慣れた風景も、カフェの窓を通すと改めてその素晴らしさに気づくようで、店主さんがうれしく思う瞬間です。
元気が願いの珈琲店
カフェ・シュトラッセは、地域を大切に考え、地元の人たちに珈琲を通じて元気になってほしいと願っている珈琲店です。
サラダの国の「Kaffee StraBe」へのアクセス:
自家焙煎珈琲 Kaffee StraBe(カフェ・シュトラッセ)
長野県東筑摩郡朝日村西洗馬1496−5
電話&FAX 0263−99−3685
営業時間 10:00〜20:00
定休 木曜・第3金曜
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