眺めを満喫しつつコーヒーを飲める山のお店:長野市

Shinshu's Best Travel Offer
A Cozy Cafe in the Mountain Country


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信州のおいしい素材を使ったメニューと、居心地の良い空間を提供してくれるマウンテン・カントリー信州ならではのカフェを、シリーズで紹介しています。どこからであれ長野県を訪れた際は、足を運んでみてください。そこにはきっと、おいしい出会いがあります――


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特別な眺めのあるお店
長野市の西部、信更町の里山にそのカフェはあります。北アルプスのパノラマが広がる、くつろぎのカフェは「山のジャム屋」といいます。

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犀川沿いに山間を走る国道19号線の信更町安庭の信号を曲がり、里山を上っていくと50件ほどの涌池集落があります。「山のジャム屋→」の看板を頼りに狭い道を入ると、北アルプスの山脈の絶景をバックに、そのお店が現れます。

取材にうかがった時は、残念ながら雲がかかってアルプスまで見渡せませんでしたが、これからの季節、里山の紅葉の向こうに冠雪の北アルプスの眺めは、素晴らしいに違いありません。

名前のとおり、ここはカフェと手作りジャムのお店。東京の八王子市から、この地に移住した店主さんご夫婦が、お店を開いて6年が過ぎました。長野県産フルーツをこだわりの方法で手作りしながら、週末はカフェを開いています。作っているジャムの種類は、あんず、ブルーベリー、プルーン、洋なし、紅玉(りんご)。

素材のフルーツは、それぞれ契約している農園から仕入れ、樹で完熟し生で食べてもおいしいものを収穫しているそうです。ですから、ジャムづくりで加える砂糖も、極限までおさえることができるのだとか。プルーンとブルーベリーのジャムには、グラニュー糖のかわりにミネラル豊富な種子島産の「洗双糖」を使用しています。

「10月中旬から作る予定の紅玉のジャムが、当店の自信作です」と話す店主さん。10月末にはお店に出す予定です。ホームページでネット販売もしています。

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カフェのメニューは、珈琲、紅茶、ジュース。珈琲豆は、長野県のおいしい食べ方で以前に紹介した「珈琲日和」さんから仕入れたオリジナルブレンドです。

ランチメニューは、特製ビーフカレーと本日のランチ。この日は、ローストポークのバルサミコソースでした。ビーフカレーは野菜の甘みとスパイスの香りを引き出すために、数日かけて仕込んだ自家製カレー。デザートは本日のケーキのデザートプレートと、自家製ジェラードが楽しめます。

ジャムづくりに忙しい7月から9月までは、ランチニューはお休み。ですから、これからの季節がカフェを楽しむのに、最適なのです。自家製にこだわったメニューと、絶品ジャム、北アルプスの眺望を楽しみに、週末出かけてみてはいかがでしょうか。

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長野市 山のジャム屋

山のジャム屋

長野市信更町涌池3023−6
TEL&FAX 026−290−3037
営業時間 金・土・日曜 11:00〜16:00
     (7〜9月は土・日のみ)
     冬期(12月中旬〜2月)休業

山のジャム屋 ウェブサイト

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