ひえー、寒いですねー(>_<)
気温が緩む日もありますが、「やっぱり信州の如月は寒くないと!」って感じがします。凍り餅や凍み豆腐、寒天、雪中キャベツ・リンゴなど、寒さを利用した農産物や加工品もありますし、スキー場のように雪や氷がなければ成り立たない観光業もあるんですから。
寒さが作り出す芸術的な風景も見ものです。今回は、大きな氷柱(つらら)を紹介しましょう。まるで氷のカーテンのような、木曽の白川氷柱群に行ってきました。
御嶽の清水が織り上げた
青い氷と白い雪のアート
その氷のカーテンは木曽町三岳にあり、木曽の御嶽山などから流れくる西野川沿いにあります。滝が凍った氷瀑ではなく、川沿いの崖の上や壁面から浸み出す地下水が徐々に凍ったもの。崖一面が氷柱で覆われていて、高さ約50m、幅はなんと約250mもあるんです!w(*゚o゚*)w
県道20号線からも眺められますが、氷柱のすぐ近くまで行くこともできます。「小坂温泉 けやきの湯」という温泉旅館があり、その裏から氷柱群近くの河原まで歩いていけるんです。
近くから見るとさらに圧巻。グサリと刺さったら痛そうな尖がったものから、川に届くまで成長し太くなっているものまで、様々なつららが重なりあい、カーテンを形成しているのが分かります。
さらに、夕方の18時〜22時まではライトアップされます(今回は撮影できませんでしたが)。昼間とは違った荘厳な雰囲気が味わえることでしょう。
厳しい冷え込みと足もとにお気をつけください
寒さの厳しい日が続けば続くほど見事なカーテンが見られる白川氷柱群ですが、近くまで行くには足場が凍った場所を通る必要があります。また、朝晩は道が凍りつくことも多いので十分お気をつけて。
車は「けやきの湯」に駐車することができますが、駐車する際にはひと声お声掛けください。
氷柱群を見た帰りに、静かで素朴な風情が魅力のけやきの湯に立ち寄り、身体を温めるのもいいですね。
ライトアップは2月末まで予定されていますが、気候により変更もあります。木曽町観光協会の白川氷柱群紹介ページでチェックしてからお出かけください。
◇関連リンク
・木曽町観光協会
・けやきの湯地図
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