世界の平和を願う 灯明まつりと灯明なべ

平和を願う五色のライトアップと
７５０以上の灯り絵常夜灯
平和を祈る心から生まれた長野灯明まつりは、２０１３年で１０年目を迎えました。

灯明まつり期間中の１８時〜２１時、善光寺境内は五色にライトアップされます。普段とは全く違った顔を見せてくれる善光寺。２０１３年は国連の定めた「国際水協力年」ということもあり、山門には「水」にちなんだ青色のライトアップがなされます。ときどき「平和」「peace」といったメッセージも投影されます。

その善光寺へ向かう表参道には、たくさんの灯明「灯り絵常夜灯」が飾られます。その数なんと７５０基！！ 応募者が平和への願いを込めてデザインした作品を楽しみながら善光寺へ向かうことができるのです。

「灯り絵常夜灯」が始まる地点に、長野県出身の画家・中島千波さんとアーティスト・小松美羽さん、信州大学美術部の皆さんが制作した、ひときわ大きな「ゆめ大灯籠」が置いてあります。

その手前、灯りの参道が始まるその地点で、灯明なべが皆さんを待っています。心も身体も温かくなってから善光寺に向かってください！

ブナシメジ、エノキタケ、ナメコがふんだんに入った「灯明なべ」

JA長野県グループお手製
のふとまる（温まる）「灯明なべ」をどうぞ
灯明なべは、信州産のブナシメジ、エノキタケ、ナメコがた〜っぷり入った信州味噌のみそ汁。しかし、「なーんだ、ただのみそ汁か」と侮らないでいただきたい！！

エノキタケのうま味成分が、美味しさだけでなくほっとさせてくれる灯明なべ。
ブナシメジのしっかりした食感が、美味しさと満足感を与えてくれる灯明なべ。
ナメコのとろみが保温効果を高め、ゆっくり食べてあったまれる灯明なべ。
信州味噌のうま味も忘れちゃいけない灯明なべ。

......なんだか選挙文句みたいになってしまいましたが、実際に召し上がった観光客の方からは、「あったまる！！」「これはうめえ！」と喜んでいただきました。

そして今年は、JA長野県グループとしても、灯明を作ってみました！！ 灯明なべであったまりながら眺めてくださいね。

善光寺参りの前に
お立ち寄りくださいね
ただ一点だけ申し訳ないことが。。。m(_ _)m
ライトアップと同時、１８時から開始される灯明なべは、１日限定１，５００食とさせていただいております。先週の土曜日（９日）は絶えることなく行列ができる盛況振りで、８０分ほどで配布終了となってしまいました。そのため、善光寺のライトアップを見てから食べようという作戦には賛成できません。

灯明まつりに行ってみようという方は、ぜひ灯明なべも味わいに、お早めにお越しください！！

第１０回灯明まつりについては公式ウェブサイトを参照ください。