善光寺の御開帳も後半に入り、善光寺周辺と長野駅は連日観光客で賑わっています。今回は、善光寺御開帳期間限定のおもしろいお店を見つけたのでご紹介します！
善光寺の仁王門から西へ徒歩約１分のところにある「たけのや呉服店」（長野市桜枝町）では、御開帳の期間だけ山梨県富士吉田の名物「吉田のうどん」を食べることができます。「呉服屋でうどん？」と思いますよね。実は、おかみの武野綾子さんの出身地が、山梨県富士吉田市。綾子さんは「長野のみなさんにも吉田のうどんの美味しさを紹介したい」と長年構想を練り実現しました。
提供している「うどん」は、現地の製麺所から仕入れた麺と自家製でピリ辛の薬味「すりだね」が特徴。一番人気は、揚げたての季節の天ぷらと味付けした豚肉をのせ、吉田のうどん特有のキャベツが添えられた「肉天うどん」６００円（税込）です。
さっそく、好みの量の「すりだね」を入れ、「肉天うどん」をいただきました。麺はこしがありながらもっちりして、麺とだしのバランスがよく、つゆまですべて飲みほしてしまいました。「だしを取るかつおや煮干し、みそ、醤油にもこだわっていますから」と笑顔で答えてくれる綾子さん。「吉田のうどん」を味わえるのは、御開帳期間中（２０１５年５月３１日まで）の午前１１時から午後２時。一日５０食限定です。
たけのや呉服店には、本業呉服以外にもう一つ人気商品があります。それは干し杏子です。またの機会にご紹介します。（さくら）
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