1本の木で多彩な紅葉を愛でる七色大カエデ

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紅葉が進む高原で、正に圧倒的な存在感を示している一本の木があります。北安曇郡池田町の大峰高原にある「七色大カエデ」です。1本の木でありながら、紅葉の時期になると葉っぱが七色に変化することから名づけられました。ここ数年でテレビなどに取り上げられる回数も増え、県内屈指の人気紅葉スポットになっています!!

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地形と自然に育まれた奇跡の大樹
11月に入り、市街地でも朝の気温が5度を下回る日々。この冷え込みで、信州の紅葉はだんだん里に降りてきました。七色大カエデがある大峰高原は標高約1,000m。紅葉の見頃はまもなく終わってしまうのですが、今年2012年の紅葉は本当にきれいで、七色大カエデもまだまだ見応えがあります。

七色大カエデは、大峰高原の入り口辺りのくぼ地に佇んでいます。なんでも昭和22(1947)年、この土地を開墾した際に発見され、抜こうにも立派な根っこに太刀打ちできなかったため、1本だけ残されたのだとか。その後、豊饒な火山灰地とくぼんだ地形が根っこに栄養素を集め、山もみじとしては奇跡的な大樹に成長しました。

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緑、黄、橙...、自然の色が織りなす七変化
推定樹齢は250年と言われており、高さ12m、幹回り3.3m、枝先の直径は15m。見晴らしも良く、切り拓かれた高原のくぼ地に色鮮やかに佇む姿は、正に孤高の存在といえ、訪れた人を魅了し続けています。
七色カエデの醍醐味は、赤、黄、緑の見事なグラデーション。紅葉狩りに行くと、どうしても赤や黄色に目が行ってしまいがちですが、この大カエデでは、緑色も含めてすべての色がすべての色を際立たせています。

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どの方向から見ても丸く見える樹形も美しく、どうしてもカエデ全体を写真に収めたくなるところ。もちろんその姿も魅力的ですが、もっと近づいて木の下から内側をのぞいてみてください。日の光に透けた葉っぱの鮮やかさが際立ち、幻想的な光景を見ることができます。

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中カエデ・新カエデもあります
大カエデから北(長野方面)へ約2km車を走らせると駐車場があり、その奥に中カエデ(上の写真)があります。中カエデの紅葉は大カエデよりも後のようで、この日はまだまだこれからといった具合。大カエデが色褪せる11月中旬が見頃でしょうか。

さらに、大カエデから100mほど下ると新カエデもあるとのこと(写真はありません)。中カエデよりも小さいようですが、こちらは大カエデの少し後に見頃を迎えそうです。

お越しの際は、カエデの保護のため周りに張ってあるロープより内側へ入らないようご理解とご協力をお願いします。また、私有地のためペット同伴での見学もご遠慮ください。

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・アクセス
※大峰高原七色大カエデまでカーナビで来られる方は、最寄りの宿泊施設「八寿恵荘」のご住所電話番号を入力下さい。
住所:長野県北安曇郡池田町広津4098
電話:0261−62−9119


より大きな地図で 大峰高原七色大カエデ を表示

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池田町では、カエデのほかにも色とりどりの紅葉を見ることができます。町内の美術館やそば処などをめぐりながら、気持ちのよい秋の一日を池田町で過ごしてみませんか。

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参考リンク
信州池田町観光情報ブログ
池田町観光協会

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