JA長野八ヶ岳提供『新鮮な高原野菜と乳製品の豪華詰め合わせセット』連続4週プレゼント企画も第3週目になりました。毎週たくさんのご応募をありがとうございます! 今週ご紹介するのはJA長野八ヶ岳、野辺山高原産の「ブロッコリー」です。
高原野菜と聞くと、サラダで生食する葉もの野菜を連想しがちですが、ブロッコリーは野辺山高原からは年間100tの出荷があり、夏場の露地ものとしては北海道と並ぶ2大生産地でもあります。レモンの2倍と言われる豊富なビタミンCを含んだ、夏の栄養補給にぴったりの緑黄色野菜の代表。そのブロッコリーが最も生長するのは気温が18℃から23℃の間です。この条件にうってつけの八ヶ岳山麓の冷涼な高原で育っているから、野辺山高原産の「ブロッコリー」は甘みも、みずみずしさも満点。ぜひ味わってみてほしい夏の信州の野菜です。
高原野菜の詰め合わせをプレゼントします!
高原野菜の中身は箱を開いてのお楽しみ! 時期にあわせておいしく食べていただけるものをお届けします。鮮度の高い乳製品の詰め合わせのプレゼントもついています! 応募方法は記事の末尾にあるサイトへ。
応募の受け付けは終了しました。たくさんのご応募ありがとうございました。
おいしいブロッコリーを作りたい
野辺山高原で33年にわたってブロッコリーを生産している高見澤良夫(たかみざわよしお)さん(51歳)の畑を訪ねました。整然と並んだ畑ではブロッコリーが、収穫の時期を迎えています。
「まずは食べてみてください」と高見澤さんは、畑のブロッコリーを小房に切って手渡してくださいました。「このまま食べられるのですか?」と思わず聞いてしまいましたが、食べてみると、なんとキャベツの味わいではありませんか。それもそのはず、ブロッコリーはアブラナ科の野菜で、キャベツの仲間なのです。生食でも、えぐみはなく、茎の部分にはキャベツの茎のような甘みがありました。高見澤さんが言います。
「ブロッコリーの栽培を始めた時から、とにかくおいしいブロッコリーを作りたいと思っているんですよ」
バランスのよい食事には欠かせない
日本で本格的にブロッコリーが栽培されるようになったのは、第二次世界大戦後。当初はカリフラワーの生産量が上回っていましたが、1980年代に入ってからブロッコリーが急増して、カリフラワーの作付面積を越えました。1982年に科学技術庁が発表した栄養価を示す「四訂日本食品標準成分表」も要因になったようです。バランスの良い食事の摂取が提唱され、緑黄色野菜に注目が集まった時、ブロッコリーの栄養価は最適だったのです。
眼の疲労に効果のあるビタミンAをはじめ、ストレスや疲労回復に良いとされるビタミンCのほか、ビタミンE、カルシウムの代謝を促すビタミンK、鉄分も含みます。ビタミンA、C、Eのすべてを含むことから「ビタミンエース(ACE)」とも呼ばれ、それぞれ単独で摂取するよりも互いの効果を高め合う、まさにエース級の性質を誇ります。抗酸化作用もあるので、美容にも健康にも期待できそうです。
バランスの良い栄養価に加えて、おいしいとなれば、食べるしかありません。高見澤さんの畑では、毎年新しい品種を植えて「もっとおいしいブロッコリーを」と試作を繰り返しています。
時には「畑1枚分が全滅した」こともあったそうです。しかし、牛糞を使った自家製の堆肥を使ったり、毎年同じ畑で同じ作物を作る時に起こりうる輪作障害を防ぐために、背丈の高いアフリカ系マリーゴールドを植栽して土中の病害虫予防や緑肥にしたりと、土づくりから行う徹底した努力は惜しみません。
その甲斐あって、2008年にはブロッコリー品質向上品評会で管理の徹底や品質の高さが評価され、農林水産大臣賞を受賞しました。
味を裏打ちする栽培技術
「播種から育苗、栽培と手間がかかるのもブロッコリーの特徴で、JA長野八ヶ岳農業部次長の三石博之(みついしひろゆき)さんの言葉を借りれば「栽培の技術を要する野菜」となります。高見澤さんは季節に応じて4〜5種類のブロッコリーを育て、
「天気の長期予報のほか、エルニーニョ現象やラニーニャ現象にも注目しながら、自分なりの予測をたてて品種を選んで栽培しています」
と胸を張ります。
日中30度を超す暑さでも、夜間は20度を切る冷涼な高原で育つ野辺山高原のブロッコリーのおいしさを、あなたもぜひ味わってみてください。まもなく高原野菜の出荷最盛期となる8月。さあ、新鮮野菜をたくさんお試しできるチャンスです! 『新鮮な高原野菜と乳製品の豪華詰め合わせセット』へのたくさんのご応募を、お待ちしております。
「高原野菜と乳製品の詰め合わせセット」
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*第3回目のキーワードは「野辺山高原ブロッコリー」です。
応募の受け付けは終了しました。たくさんのご応募ありがとうございました。
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