梅雨もまだ明けない日本列島ですが、つかの間の雲の晴れ間からは眩しい日差しが降り注ぎ、確かに夏がやってきていることを実感します。夏になると食べたくなるものが新鮮でおいしい野菜。信州の夏を代表する農産物といえば「高原野菜」ですね。夏でも冷涼な地域性を生かして生産される、みずみずしくフレッシュな野菜は、日本中の夏の食卓を支えているといっても過言ではありません。
そこで「長野県のおいしい食べ方」を毎週ご覧頂いているみなさまへ嬉しいプレゼント企画がスタートです！ 標高７５０から１，５５０メートルをエリアとする、全国有数の高原野菜の産地、ＪＡ長野八ヶ岳から、この夏『新鮮な高原野菜と乳製品の豪華詰め合わせセット』を合計２０名さまにさしあげます♪
高原野菜の詰め合わせをプレゼントします！
高原野菜の中身は箱を開いてのお楽しみ！ 時期にあわせておいしく食べていただけるものをお届けします。同時に（株）ヤツレンからも、鮮度の高い乳製品の詰め合わせのプレゼントもついています！ 応募方法は記事の末尾にあるサイトへ。
応募の受け付けは終了しました。たくさんのご応募ありがとうございました。
野辺山高原のレタス畑では今ごろ
取材に訪れたのは６月３０日。この日の日の出は午前４時半ごろ。前日の雨の影響でかなり深い霧が立ち込めた午前６時、野辺山高原の広大なレタス畑では、すでに生産者の方が収穫作業と出荷作業に励んでいました。今の日本では一年を通してレタスが口に入りますが、クリスピーで甘さのある高原レタスは夏だけのものです。
ＪＡ長野八ヶ岳南牧支所の野菜専門委員会の委員長を務める高見澤俊彦（たかみざわ としひこ）さんのレタス畑におじゃますると、ボリューム感があり、しっかりと伸びたみずみずしい葉をつけたレタスが、見渡すかぎり畑一面に並んでいました。高見澤さんはこの季節毎日、東の空が白む午前４時ごろから収穫作業を開始し、そのまま畑で箱詰め作業を行い、午前６時すぎには集荷センターへレタスを運んでいます。最盛期を迎えるこの時期の高原野菜農家は、新鮮でおいしいレタスをその日のうちに消費者の元に届けるために、当然ですが寝る間も惜しみます。高見澤さんは奥さん、息子さん、３人のお手伝いの方々で力を合わせ、早朝から夜まで、収穫と出荷の準備に明け暮れる毎日です。
「やりがいがあるときは、収穫の時です。お客さんに食べてもらって、とっても美味しかったと言ってもらえることが、一番の喜びです」と、高見澤さんは笑顔で話します。
高見澤さんの畑で朝の収穫作業が終わったところで、今度はＪＡ長野八ヶ岳農業部を訪れ、農業部次長の三石博之（みついしひろゆき）さんに話を聞きました。
野辺山高原レタスのおいしさの秘密
「レタスは気温が２５度以上になると非常にストレスを感じる野菜です。この野辺山高原では、真夏の日中の気温が日によって３０度を超える時があっても、夜温は２０度前後まで下がりますし、適度な朝露も降りレタス栽培にはもってこいの条件が整っています。それが野菜の糖度が増し、やわらかくておいしいといわれる理由なのでしょうね」
「強みは、安全・安心な生産基準に基づいた安定した出荷量があることです。支所によっては"朝どりレタスをその日のうちに"をモットーに早朝に収穫した物が、量販店の開店時に店頭に並べられる取り組みもしています」
「この地域では、どの支所でも毎日必ずＪＡの営農指導員が畑を巡回し、栽培管理方法等こまめにアドバイスします。うちの指導員で生産者の顔が分からない者はいません。だから生産者もきちんと頼ってくれる。双方の信頼関係を基に安全・安心な野菜生産に心掛けているんです。地域全体が誇りを持って、高原野菜の栽培に取り組んでいるのですね」
野辺山高原の主力野菜はハクサイ、レタス、キャベツの３種類。いずれもこの地域で栽培するのに適した品目です。ほかにも、グリーンリーフ、サニーレタス、ロメインレタス、トレビス、フリルレタスなどが作られています。高原野菜の出荷最盛期は来たるべき８月。さあ、新鮮野菜をたくさんお試しできるチャンスです！ 『新鮮な高原野菜と乳製品の豪華詰め合わせセット』へのたくさんのご応募を、お待ちしております ＾o＾/
来週は（株）ヤツレンについて紹介します。
「高原野菜と乳製品の詰め合わせセット」
プレゼント詳細サイトへ行く!
＊第一回目のキーワードは「野辺山高原レタス」です。
応募の受け付けは終了しました。たくさんのご応募ありがとうございました。
関連記事
前のページ
