野辺山高原の新鮮なミルクからできる乳製品｜地域情報

ＪＡ長野八ヶ岳提供『新鮮な高原野菜と乳製品の豪華詰め合わせセット』連続４週プレゼント企画の第２週目。先週はたくさんのご応募ありがとうございました。今週紹介するのは牛乳と乳製品の（株）ヤツレンです。

昭和４６年１２月に５つのＪＡとひとつの団体が合併して八ヶ岳高原農協連合会が設立されました。その後、昭和５０年に酪農家の出荷される牛乳に付加価値をつけようと、牛乳工場を稼動。平成１３年にＪＡ広域合併により乳製品部門が分社化したことにより、（株）ヤツレンが設立しました。長野県の人にはおなじみの創業当時から変わることのない機関車のキャラクターが印刷された牛乳は「シュッポッポ牛乳」の愛称で呼ばれています。今では正式名称の「信州八ヶ岳野辺山高原３．６牛乳」にとって代わるネーミングとして、地元はもとより、多くの人に親しまれています。

標高７５０から１，５５０メートルをエリアとする、全国有数の高原野菜の産地、ＪＡ長野八ヶ岳から、この夏『新鮮な高原野菜と乳製品の詰め合わせセット』を、毎週５名さまに４週間、計２０名さまにさしあげます♪　高原野菜の中身は箱を開いてのお楽しみ！　時期にあわせておいしく食べていただけるものをお届けします。同時に今回紹介する（株）ヤツレンからも、新鮮なミルクから作られるヨーグルトとチーズの詰め合わせをプレゼント！　牛乳は鮮度が失われやすいので、野菜とのセットと共にはお届けすることはできません。しかしみなさまには乳製品の原材料ともなる野辺山高原のミルクについてこのあとレポートしますので、お楽しみに。応募方法は記事の最後にあります。今週のキーワードも忘れずに。
＊写真はプレゼントセットのイメージ画像です。一部プレゼント商品は変更になることもあります。

応募の受け付けは終了しました。たくさんのご応募ありがとうございました。

「シュッポッポ牛乳」の名前の由来
「シュッポッポ牛乳」という名前は蒸気機関車が走るイメージを込めて、先代の会長が名づけたものだとか。山梨県北杜市の小淵沢駅から長野県小諸市の小諸駅までを結ぶ高原鉄道の「小海線」に、まだ蒸気機関車が走っていたころ、その最後の蒸気機関車Ｃ５６をヤツレンの先代が手に入れて、しばらくはＳＬ宿泊施設として利用していました。今はこのキャラクターのモデルとなった蒸気機関車は野辺山駅近くに展示されています。スーパーなどで「シュッポッポ牛乳」を見かけたら、ＪＲの線路で最も標高の高い地点（海抜１，３７５ｍ）を走ったＣ５６型蒸気機関車を想像してください。

産地牛乳は何が違うか？
「シュッポッポ牛乳」も（株）ヤツレンの乳製品も、八ヶ岳山麓の高原の牛からのみ搾った牛乳で作られています。いわゆる「産地牛乳」は、他の加工牛乳より値段が若干高いのですが、味は格段に違います。取締役本部長の尾崎一太郎（おざきいちたろう）さんにミルクの違いについて聞きました。

ヤツレンの牛乳の特徴は、ＪＡ長野八ヶ岳管内５２軒の酪農家で搾乳した原乳（げんにゅう）を集乳し、工場に搬入するまでにかかる時間が、２時間以内だということでした。つまり"原乳が新鮮なうちに、牛乳へと製造することができる"のが最大の強みです。他のメーカーでは、原乳を取り寄せてくるのに早くても半日運送、北海道から取り寄せるとなると３日間はかかってしまい、これでは当然、鮮度、味にかなり差がでてしまいます。

また、自給飼料を取り入れている農家が半数以上という点も強みだとか。酪農家が自分の家で作った飼料を少量でもあげられるということは、牛にとっても農家にとっても、メリットだからです。味への影響はわずかなのかも知れませんが、飼料価格の高騰で苦しむ酪農家にとっては、自分の家で作った飼料であれば購入する飼料よりも安心して豊富に牛へ食べさせることが出来るからです。こうやって作られるヤツレンの主要な製品である牛乳とヨーグルトは、長野県や山梨県の他にも、関東地方のスーパーや生協で発売されています。

味の違いを確認しに来てください
また、野辺山にあるヤツレンの工場の入り口には、名物になったソフトクリーム販売店がオープンしています。こちらは４月下旬から１０月いっぱいまで営業しております！　野辺山高原で育ったジャージー牛乳をふんだんに使用したソフトクリームが絶品。とりわけ牛乳工場で働くほとんどの人が絶賛するこの販売所でしか食べられないオリジナル限定商品「ソフト＆ヨーグルト」がお勧めです。この夏に避暑で野辺山にお越しの際はぜひ、自然豊かで広大な空の下、新鮮な味わいのソフトクリームと牛乳を召しあがってください。牛乳工場は３６５日お越しいただけるように、見学スペースも設けています（説明が必要な場合はお問い合わせください）し、売店もあります。最後に尾崎さんは「こういう自然の中で飲む牛乳と、豊かな土地で育った牛の乳から作った製品の味の違いを知ってほしいです」と話しました。

牛乳のルール
買ってきた牛乳をあつかう上で最も大切なことは、牛乳は生ものであり腐るものということを知っておくことです。もちろんいっぺんに腐ったりは絶対にしません。しかしそれはゆっくりゆっくりと時間がたつごとに悪くなります。よくテーブルの上に牛乳のパックをだしっぱなしにしていることがありますが、あれは絶対にやめてください。いつでも牛乳は必ず冷蔵庫で保存しましょう。冷蔵庫から外に出ている時間が長ければそれだけ速く牛乳の寿命も短くなります。ですから牛乳を飲む場合は、あらかじめコップを用意しておいて、冷蔵庫からとりだしてすぐそのコップに牛乳をついで、すぐまた冷蔵庫にしまうようにしてください。料理などに使う場合も、必要以上にカップなどについでしまってあまってしまったときなど、絶対にもとの容器に戻したりしてはいけません。そして賞味期間のうちに飲みきること。

さあ、健康・美容維持にも効果的な、おいしく新鮮な牛乳をぜひ味わってみてください！　『新鮮な高原野菜と乳製品の豪華詰め合わせセット』には、残念ながら牛乳は含まれませんが、ヨーグルト、チーズケーキ、飲むヨーグルトなど乳製品もあわせてお届けする予定です。ヤツレン自慢の「シュッポッポ牛乳」も、どうぞよろしく♪　今週も、たくさんのご応募、お待ちしております！

関連サイト：

・（株）ヤツレン商品案内＆ショッピング

　「高原野菜と乳製品の詰め合わせセット」
　　　　プレゼント詳細サイトへ行く!
　　　　＊第２回目のキーワードは「シュッポッポ牛乳」です。