きさらぎ会
「アスパラガス(極太 約1kg)」
農業に適した温暖で肥沃な土地
この極太のアスパラガスは、きさらぎ会メンバーである滝川さんが、長野県南部に位置する下伊那郡豊丘村のビニールハウスで栽培しております。この地域は、天竜川がもたらした肥沃な土壌に恵まれ、長野県内では温暖な地域であるため、3月頃から徐々に収穫が始まります。3月下旬頃には暖かな日差しを受け、収穫量も多くなってきます。極太のアスパラガスは、そもそもの収穫量が少ないのですが、全体の収穫量が増えると相対的に極太の量も増え、皆さまにお届けできるようになってきます。そうは言っても、寒波などの影響で、ご注文数に収穫量が追いつかないこともあります。滝川さんもなるべく太いものを用意したいという気持ちがあるのですが、どうしても用意することが難しい時に備えて、1本40g以上のお届けとさせていただきます。サイズに上限はないので、時には写真のようにビックリするほど太いものが届くこともあります。
きさらぎ会の滝川さん。ハウスは端から端まで70mもあります
規格外のアスパラガスが人気アイテムに
アスパラガスと一口に言っても、特徴の異なるいくつもの品種があります。滝川さんは、「スーパーウエルカム」という、通常の品種よりも一回り太い品種を育てています。しかし、栽培を始めた当時、極太のものは出荷の規格外でした。近所に配ったり自家消費するしかなかった極太のアスパラガスですが、生産者は「アスパラガスは太いほどうまい」ことを知っています。そこで、「極太のアスパラガスのおいしさを知っていただきたい」というおもいから、JAタウン「全農長野 僕らはおいしい応援団」でお取り扱いをはじめたところ、常連様が多くつき、高い評価をいただく人気アイテムとなりました。
甘く、柔らかく、みずみずしい
1本40g以上で、その時収穫できたなるべく太いものをお届けいたします
ここまで太いと「大味なんじゃないの?」という疑問があるかも知れませんが、心配ご無用です。アスパラガスは太ければ太いほど甘味と柔らかさがあり旨いのです。そして、細いものでは味わえないのが、水分が多くジューシーな食感です。購入後・調理前に10分程度、コップに入れて水を吸わせてあげると、みずみずしさがアップします。(2リットルのペットボトルを切って、切り口で手を切らないようにテープを張ってコップ代わりすると大きくて便利です。)
収穫したばかりのアスパラガスは切り口から汁が滴り落ちます。これはアスパラガス農家しか味わえない特権ですが、産地直送のアスパラガスに吸水させてあげることで、アスパラガスが本来持っている食感・おいしさを最大限に引き出すことができます。
アスパラガスの一番おいしい部分はどこでしょう? 穂先は成長点なので柔らかいのですが、甘い部分は根元のほうです。時には硬い場合もある根元ですが、皮が硬いからとザックリ切り捨ててしまうのはもったいないことです。包丁を軽く当てた時に硬いな、と感じた根元の部分も、表面の皮を薄く剥くことでおいしく食べることができます。このように、ひと手間かけること・丁寧なことを信州の方言で「まてー」と言います。極太のアスパラガスは、根元までおいしいので、ぜひ「まてー」に食べてくださいね。(皮を剥いても硬い場合は、剥いた皮と一緒にスープ・味噌汁等の出汁にするのも良いでしょう。)
ご家庭でとれたてのおいしさを保つコツ
アスパラガスを自宅で保存する際は、切り口にキッチンペーパーを巻いて、密閉できる袋に入れ、冷蔵庫の野菜室に立てて保存してください。寝かせて保存すると、蓄えた栄養を消費しながら、上へ伸びようとし、おいしさが失われてしまうと言われております。こうした適切な保存も大切ですが、鮮度が低下しないうちに届いたらすぐ食べ切ることが、一番おいしく食べるコツかもしれません。
きさらぎ会のアスパラガスは、4月下旬頃まで収穫が続きますので、産地直送極太のアスパラガスだからこそ味わえる甘さ・柔らかさ・みずみずしさ・ジューシーさ、そして、これらが合わさった旨さをお楽しみください。
「アスパラガス」のご注文はこちら