新信州暦 ひと味違う信州の夏の楽しみ

20140702reki01.jpg「時間が経つのって、こんなに早かったっけ?」月の終わりは毎度、時の早さを感じます。7月は、一年の折り返しの月ですが、7月2日は「一年折り返しの日 」。178日目ということで、ちょうど1年の後半が始まる日なんですね。既に2014年の半分を終えたとは! 残り半年も元気に過ごしましょう。

20140702reki02.jpg今日7月2日は「たわしの日」。1915年の7月2日、西尾商店(亀の子束子西尾商店)の西尾正左衛門が「亀の子束子」の特許を取得した日です。この亀の子束子は、奥さんがシュロでできた玄関マットを切って丸めて使っていたことがヒントになったといわれています。発明のヒントはいたるところにあり、また、一日一日にいろいろな記念日があるんですね。

20140702reki10.jpg先週、私たちJAグループのシンボルキャラクター「笑味ちゃん」を紹介させていただきましたが、今回ご紹介するのは、長野興農のゆるキャラ「あっぷりん」と「ぴなこ」です。
あっぷりんは、りんごジュースが大好き!「○○リン♪」が口癖で、みんなに愛される長野興農の宣伝隊長です。ピナコは、なめたけご飯が大好き!「ピッ!」と魔法をかけたような、おいしい料理を作ってくれます。長野興農の製品を見かけたら、ぜひこのふたりのことも思い出してくださいね。(写真左からアップリン、社長、ピナコ)

20140702reki03.jpg7月7日は七夕です。織姫と彦星が一年に一度、天の川を挟んで会うことができるというロマンチックな伝説は、もともと中国から伝わったとされています。
全国的な七夕は7月7日でありますが、ここ長野県の主流は8月7日。県中部の松本地域では、「七夕まんじゅう」やほうとうをお供えし、食べるというユニークな風習があります。皆さんの地域では、七夕にする特別なことはありますか?
◇あわせて読みたい
・「伝える●おらほの味 夏の味は七夕まんじゅう

20140702reki04.jpg笹の葉に短冊を飾り、願いごとをするのもいいですね。この願い事、もともとは、織姫が織物や裁縫、習字に長けていることにちなんで、子どもの字の上達を願って始められたものでした。七夕の朝、サトイモの葉にたまった夜露で墨をすり、その墨汁で字を書くと習字が上達するとも。古来から伝わる美しい風習、伝えていきたいですね。

20140702reki.jpg信州そばの新ブランド「信州ひすいそば」への期待が高まるなか、県や県内大学、製粉業者などが連携してブランド強化に着手しました。原料の安定生産やそばの付加価値づくりを図り、「生産振興」「品種育成」「品質・評価」の3方向から研究を進めます。
暑い時期には、つるっとのどごしのよいそばは欠かせません。この夏は信州へ美味しいそばを食べに出かけませんか。

20140702reki05.jpg農産物情報です。
ブルーベリーの季節がやってきました! 1粒ずつ食べるのもよいですが、豪快につかんで一度にたくさん頬張るのもよいものですよね。
伊那市のみはらしファームをはじめ、県内各地でブルーベリー狩りが行われます。期間限定の樹上完熟ブルーベリーの美味しさをぜひ体験してください。
◇あわせて読みたい
・「雪国で育ったブルーベリーは一味違う
◇関連リンク
ブルーベリー狩り情報(さわやか信州旅.net)




20140702koyomi.jpg[巻頭のカバー写真]
あんずがたわわに実っています。これから、モモ・梨・ブドウと、順次シーズンを迎えます。果実が実っている風景に、大地の恵みを感じます。

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