JA長野県グループが取り組む「信鮮!信旬!キャンペーン」。
長野県内16JAの直売所・Aコープを中心に、長野県農業のすばらしさ・豊かさ・おいしさを地域の方に再認識してもらうイベントです。会場では、地元の旬の食材・料理などを来場者に振る舞います。
今回はJA信州諏訪のA・コープ富士見店から、旬な食材「ブロッコリー」を紹介します。
末吉くんもブーケ作りに挑戦
A・コープ店内の直売所では、ブロッコリーの試食とブロッコリーブーケの限定販売を行いました。
来店するお客様に、茹でたブロッコリーを試食していただくと、「歯ごたえがいいね」「甘くておいしい」と好評。
かわいいブーケは、子どもたちに野菜に親しんでもらおうと、直売生産者がブロッコリーに切り花とリボンをあしらって作り、30個限定で販売しました。
「農業応援大使」の末吉くんも、JA信州諏訪女性部直売部会長の小池和美さんの手ほどきを受け、ブーケを作りました。
スターチス、トルコギキョウ、カーネーション、小菊など色とりどりの花を用意。もちろん、花は地元のもの。JA信州諏訪は、花の栽培も盛んです。
小池さん「まずブロッコリーの茎に輪ゴムをして、茎を囲むように(輪ゴムの部分に)切花を差し込んで。バランスよくね」
末吉くん「ブーケ作りは初めてです。こうかな? うわっ、難しい・・・」
悪戦苦闘の末、完成です。
今年もおいしいブロッコリーができました!
JA信州諏訪直売部会の小林正敏部会長にお話を伺いました。
末吉くん「ブロッコリーといえば・・・」
小林さん「JA信州諏訪! ビタミン豊富で甘い。ばかオッコーうまい!」
末吉くん「おいしいブロッコリーの見分け方は?」
小林さん「ブロッコリーは、実は花の蕾。小さな蕾がぎゅっとまとまっているもので、濃い緑色のものがおいしいですよ。花が咲くと黄色くなってしまいます」
※「オッコー」は、富士見町の方言で「仰々しい」「スゴイ」の意味。この場合、「とてもすごい」「すごくすごく」ということだそうです。
A・コープ富士見店の直売所には、ブロッコリーのほかたくさんの野菜や果物が並んでいました。
JA信州諏訪のブロッコリーについては、過去記事「ブロッコリーの美味なる話」も参考にどうぞ。
JA信州諏訪
●この不思議な外観の野菜は?
これは、信州の伝統野菜に選定されている「乙事赤うり(おっことあかうり)」。この地域ではよく食べられているそうです。追って取材し、紹介したいと思います。