地元のおばちゃんに教わるホントのおやき

編集部員のつぶやき

長野といえばおやき。お店によって味・食感が異なり、さまざまなバリエーションがあります。中身の具材の味付けもそうですが、皮のもちもち加減、厚さ、焼いたものや、蒸したもの、蒸して焼いたもの等、作り方によっても本当に変わってきます。そのため、ひとつとして同じ味はなく、自分好みのおやきを見つけるのも楽しかったりします。

長野県に移住して3年。これまでの私のおやきに対するスタンスは「食専」(食べる専門)でしたが、このたび有志で「おやき作りの会」が開催されるということで、初めておやき作りに参加してきました。

講師になってくれたのが、善光寺へ向かう参道で明治37年(1904年)からお茶屋を営んでいる「長喜園」のおばちゃんです。ここで、長喜園の宣伝を少し。長喜園では、おいしいお茶葉はもちろん、茶器の販売のほか、お茶スイーツもございます。善光寺参りでお疲れの体に嬉しい、抹茶やほうじ茶を使った香り豊かな甘味が揃っていますが、おやきもそのひとつ。キャベツミックス・菜の花・あずき・大根・なすの具材があります。

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今回は、THE定番の野沢菜と、味噌なすを作ります。まずは、生地作り。おばちゃんにお手本を見せてもらい、みんなで挑戦。生地はけっこう重く、箸で混ぜるのも一苦労。しかも熱湯で溶いているため手でこねるのも熱くて大変。みんなで交代しながらひと塊にしたあとは、使う分だけちぎり取って、丸く広げます。この広げる作業、意外と難しい。小さすぎると具材が包みきれないし、皮は薄いほうがいいと思って大きく伸ばしすぎると、破れて出てきてしまう...。野沢菜は味付けしてあるものを丸めて包み、なすは味噌を挟んでから生地で包みます。

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野沢菜

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なす

デコボコでちょっと見た目が残念な私のおやきと、見た目も楽しいこどもちゃんのおやき。みんな一緒に蒸し器の中へ。そして、蒸しあがるとこんな感じ。

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若干大きくなるせいか、かわいいお顔はむくみ気味に...。
私は、狙い通りの薄皮のおやきが出来上がりました。皮はもちもちで、野沢菜の味付けも絶妙でおいしい! なすは柔らかくて、味噌の塩梅が良い!

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初めておやき作りに挑戦しましたが、おばちゃんの教え方が良かったのか、みんなで作ったからなのか、とても楽しくおいしく出来ました。
今回教えてもらった作り方で、長野のおやきを実家で振る舞ってみたいです。(ジャスミン)

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ジャスミン

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