先日、長野市中心部から車で40分ほどのある畑で野沢菜を収穫していると、隣のリンゴ畑からゴソゴソと音が聞こえます。よく見てみると、な、な、なんと! イノシシが地面に落ちたリンゴを食べているではありませんか!
一瞬驚きはしたものの、中型犬程度の大きさの赤ちゃんイノシシは、こちらを気にする様子もなくリンゴを探していました。近くに母親イノシシがいると危ないので、すぐにその場を離れました。
長野市には「いのしか対策課」という部署が存在するほど、イノシシやシカは身近な問題であり、対策が必要とされています。山に近づく際には、ご注意ください。そういえば、来年の干支は「亥(いのしし)」・・・。
◆参考 長野市ホームページより
イノシシに出あってしまったら [PDFファイル/133KB]
(長野県・長野地域野生鳥獣被害対策チーム)
収穫した野沢菜は、数日干した後にきれいに水洗いして漬け込みます。各家庭によって調味料は異なりますが、我が家の特徴は砂糖を入れること。母親曰く、塩だけでなく砂糖も加えることで味がしっかりして日持ちもするそうです。ラーメンで例えると、塩ラーメンのようなさっぱりとした仕上がりなので、鰹節をかけると更においしくいただけます。漬け汁にしょう油やお酒を入れる家庭もあり、それぞれの家の味が受け継がれています。県内ではお茶請けに漬物を出す家も多いので、機会がありましたらいろいろな味の野沢菜漬けをお試しください。
今年は野沢菜が豊作のようで、近所の直売所でも例年の売り場に加えて、特設テントを設置して売り出していました。遅い時期の漬け込みになりましたが、暖冬傾向が続いたのでちょうど良かったようです。(ピーチ)