立冬(初氷)の便りも過ぎ、朝晩の冷え込みがぐっと強く感じられる今日この頃。長野県の北部と東部を結ぶ埴科郡坂城町では、信州の伝統野菜「ねずみ大根」の収穫が最盛期を迎えています。
ねずみ大根と言えば、ぷっくり丸みを帯びたお尻に、スッと伸びた尻尾のような根といった独特の形状、「あまもっくら=辛味の向こう側にあるほんのりとした甘さ」といった味わいが魅力。地元では、ねずみ大根のすりおろしを搾ってつけ汁にする「おしぼりうどん」が名物です。実際の収穫作業やおしぼりうどんの食べ方などは、後日、詳しくお話するとして・・・。
今回は、今週末2017年11月12日(日)に開催される「ねずみ大根まつり 2017」のご紹介です。
直売所「あいさい」では愛らしい「ねずこん」もお出迎え
10年以上続く恒例行事となった「ねずみ大根まつり」。メイン会場は、上信越自動車道の坂城インター入口の信号を左折してすぐ左側にある、さかき地場産直売所「あいさい」。特製手打ちおしぼりうどんの振る舞い(500食限定)や、ねずみ大根はもちろん、他の辛み大根、青首大根、大きな丸大根など、いろいろな種類の地大根や野菜・果物の販売が行われます。マスコットキャラクターとして人気の「ねずこん」記念撮影コーナーや抽選会といったお楽しみもあります♪
地元巨峰を使ったロゼワインの販売初日とも重なり、心待ちにしている常連さんも多いとか。
さらに、別会場(坂城インター料金所を降りて約400m先の左側圃場)では、ねずみ大根の収穫体験もできます。先着300名様まで、1,000円で指定レジ袋に詰め放題! 毎年、地元の方はもちろん、県内外から大勢の参加者で賑わうそうです。参加する際は、軍手・長靴は必須アイテム。包丁もあると便利ですよ。自宅で、おしぼりうどんや漬物、天ぷらなど、これまたいろいろな味わい方ができますね☆
保育園児にでも簡単にすっと抜くことができる、かわいらしい「ねずみ大根」を、見て良し、とって良し、食べて良し、どうぞお楽しみください。
ただし、「おしぼり(ねずみ大根の搾り汁)」は辛いので、くれぐれも食べ方にご注意くださいね。辛いのは苦手と言う方は、熱を加えると辛みはなくなり甘くなりますよ。(まちゃ)
ねずみ大根まつり 2017
ねずこん公式サイト