今回、私が取材・出稿させて頂いたのは、直売所レポート第4弾「お百SHOP小布施」です。お百SHOPの部会長でプラムの生産者でもある根岸勉さんの元へ取材させて頂きました。
記事には載せませんでしたが、取材中にこんなやりとりがありました。
あぐり「根岸さん、プラムの木の枝から少し離れた個所に赤いマークが所々ついていますが、この赤いしるしのようなものはなんですか?」
根岸さん「これはプラムに病虫が入らないように、病虫の好きなフェロモンを赤いしるしに付けて病虫を呼び寄せているんだよ」
病虫を排除できる農薬を散布すれば一発で処理できるところ、「散布農薬」をなるべく減らすために、広い農地の間にフェロモンのついた赤いものを取り付けたというわけです。それも、すべて手作業で!
近年の農薬は、その技術革新から安全性が飛躍的高まっているとはいえ、それでも農薬の少ない農産物は、消費者にとっては魅力的で、安全で安心して食べれますよね。
しかし、農家さんにとっては農薬を減らす生産方法というのは、木々全体が病気にかかってしまう危険が高まるなど、経営という観点からはハイリスクでもあるんです。
"安全安心で、美味しいものを消費者に"という農家のみなさんの熱い想い! 今後も伝えていきたいと思います。(あぐり)