「千曲川決壊」
ここ数日間、各メディアにて取り上げられ、大きなニュースとなっています。
10月に上陸する台風の数は、8月や9月に比べ少ないですが、昨年、一昨年と10月の台風によって、日本各地に大きな被害がもたらされました。
今年も、10月12日から13日にかけて日本に上陸した台風19号によって、日本各地に大きな被害が生じ、県内も東北信地域を中心に大きな被害をもたらしました。
被災された皆さまと、そのご家族の方々に心よりお見舞い申し上げます。
JAグループとして、被災地の1日も早い復興のため、支援に努めています。
千曲川の堤防が決壊した長野市穂保地区にある特別養護老人ホーム「りんごの郷」において、JA長野県グループ支援隊による復興支援活動が行われました。施設の入所者や職員は堤防が決壊する前に2階へ避難し、全員無事に救出されています。
私も支援活動に参加しましたが、施設周辺の道路は泥に覆われ、道路脇には泥が積まれているという状況でした。施設内も1階居室や廊下は一面泥に覆われ、家具や介護機材は散乱していました。
主に、流れ込んだ泥を搬出する作業でしたが、水気を含んだ泥は重く、また、泥を搬出するために散乱している家具等も移動させなければなりませんでした。
ボランティアに参加した職員は、「大変な作業だが、JAグループとして協同の力を発揮し、支援していきたい」と話していました。
こういった施設内では、重機を使用した作業ができないため、必要になるのはやはり「マンパワー」ということを1日の作業を通じて痛感しました。力になれたか分かりませんが。。。
今回の台風による被害の全容はつかめておらず、復興はまだこれからという状況かと思いますが、これからも自分にできることは協力していきたいと思います。(カスターニャ)