そのカフェは、上田市武石(旧武石村=たけしむら)の古民家を改修して誕生しました。オープンから1年、自然の恵みをいただきながら、ほっこりとできるカフェです。
玄関の土間には、懐かしいダルマストーブ。板の間には囲炉裏もきってあり、きっと冬には大活躍するのでしょう。店内には、柱時計の時を刻む音が響き、どこか懐かしくて、ゆったりとした時が流れます。
畳の座敷には、テーブル席、ソファー席、座卓席が配置されていて、お好みの場所を選べます。
店主さんは、伝統ある文化や資産を活用して後世に残したい、多くの方のくつろぎやふあい、情報交換の場を地域に増やしたい、素材本来の美味しさや食材の旬などを伝えたいと、ふるさと武石にUターンし「cafe 和」を開きました。「和(かのう)」という名前は、人とのつながり・平和・調和という意味と、可能・可能性という意味から名付けたそうです。
安全・安心な食材にこだわり、自家農園の田や畑で、無農薬、有機栽培で育てた米や野菜をカフェの食材として使っています。自家農園以外の食材も、地元産、無農薬、または低農薬、有機栽培などのものばかりを仕入れています。
カフェのランチメニューは、パスタプレートとバケットプレート。旬の野菜がたっぷりといただけます。この季節(7月下旬)は、自家農園で採れた新ジャガイモ、新タマネギの入ったポトフもついています。バケットプレートはおにぎりに変更もできます。野菜の旬が終わると、バケットプレートはカレープレートになるそうです。
スイーツメニューは、スイーツ3種盛り合わせとケーキ。種類は季節によって変わります。
珈琲は、ブレンドとストレートから選びます。珈琲豆は無農薬・有機栽培のものを使用し、水は地元の湧水「福寿の水」を使って淹れているそうです。ハート型のカップが、気持ちを和やかにしてくれます。
「cafe 和」は、オープンから1周年を記念して、2014年8月7日と21日に、「新鮮・採れたて野菜販売会」を地元の農家さんの協力で開く予定です。田舎の豊かさを感じるカフェで、のんびりしてみてはいかがでしょうか。
プリン作りの名人
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