古民家に手仕事の器。丁寧な暮らしに和むカフェ:茅野市

信州のcafe

そのカフェは、八ヶ岳山麓の小さな集落に、以前からあった古民家を改修してできました。名前は、「陶仙房 須栗平(とうせんぼう すぐりだいら)」。ゆっくりと静かな時間を過ごせるギャラリー&カフェです。

手仕事の器が並ぶ土間ギャラリー
新緑の庭を望むカフェ

信州のcafe

陶仙房須栗平は、隣町にある蓼科クラフトビレッジに集まる作家さんたちが、解体寸前だった古民家を自分たちの手で1年半かけて再生。2013年に完成しました。
立派な軒下の玄関を入ると、かなり広い土間があり、その空間がギャラリーになっています。この土間ギャラリーには、信州の作家さんの個展や企画展を2〜3週間の入れ替えで常時開いています。

信州のcafe

土間から一段あがる室内には、主に県内の作家さんの陶器や工芸品が展示・販売されています。作品が置かれた台に並んで、カフェのテーブルも配置されています。また、窓に面したソファー席もあります。作品や庭の緑を眺めながら、カフェを楽しめます。
すでに初夏を思わせるこのシーズンですが、薪ストーブが焚かれていました。高原の朝は、まだ少し寒いのかもしれません。

信州のcafe

 

信州のcafe

庭にある別棟の小屋にもテーブルが置かれ、オープンスペースでカフェタイムを楽しむこともできます。

「ひとつひとつ手間をかけて丁寧に大切に暮らす」
地の物をおいしくいただけるカフェ

信州のcafe

信州のcafe

信州のcafe

信州のcafe

珈琲は、蓼科クラフトビレッジの石釜で焙煎したオーガニック珈琲や、皆川珈琲の深煎珈琲があります。他にも、紅茶や立科町のリンゴジュースなどがあります。
ランチタイムには、陶仙房石窯パンプレートや古代米おにぎりプレートがいただけます。地元の野菜などを使ったへルーシーなランチメニューです。シーズンになると、地元の農家さんの野菜を店内で販売することもあるのだとか。

メニューに書かれている「ひとつひとつ手間をかけて丁寧に大切に暮らす」という陶仙房の思いが伝わる、素敵なカフェです。

信州のcafe

器とcafe 陶仙房 須栗平

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  • 長野県茅野市湖東3208
  • TEL 0266-75-5522
  • 営業期間 4月〜11月
  • 営業時間 10:00〜18:00(11月は10:00〜17:00)
  • 定休日 火・水・木曜(7・8月は火曜のみ定休)
  • ※小学生以下は入店不可

■公共交通機関でのアクセス
JR茅野駅から渋の湯線「須栗平」下車。徒歩3分

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