最近やっとこ定植を終えた玉ねぎの苗ちゃん達。来年は甘くて大きい玉ねぎになる事を祈っているのですが・・・上手く育ってくれるでしょうか。 こちらも漬け頃に育った野沢菜毎年、「去年漬けたら美味しかったから今年も欲しい!」その嬉しい言葉についつい作ってしまう野沢菜です。しかも、いっぱい蒔いてしまい収穫が間に合わないこともしばしば・・・ 花豆の収穫も取り頃になって来ていて夏の気候の事もあり、ちゃんと実を付けてくれるのか心配もしましたが今年も沢山の莢をぶら下げて、収穫の季節を迎えました。やることいっぱいの秋の農作業です。我が家で栽培している農作物肥料は化学肥料主体ではなくて、大抵は牛の厩肥(家畜の糞尿や敷き藁などを腐らせた肥料)を主体とした肥料で栽培しています。おかげで一味美味しい農作物が・・・今年の夏に収穫した玉ねぎは、なぜか小粒が多く(++;こんなの初めての・・・コンテナに10箱も小粒玉ねぎが出来てしまい困って近所の直売所に相談したところ小粒でもいいから持って来てみなよ!ってなので袋に詰めて置かせて頂きました。買いに来てくれたお客様からは「小ぶりなんだけど甘くて美味しんだよね」って言ってもらえて沢山あった玉ねぎも完売してしまいました。昨年、野沢菜を買いに来てくれたお客様も、「去年漬けた野沢菜が美味しかったからまた来ました」って・・・コンテナ12箱あった坊ちゃんカボチャももう少しで完売しそうです。 今年の坊ちゃんカボチャ、普通は500グラム前後の大きさの物が坊ちゃんカボチャのサイズなのですが、1キロの坊ちゃんカボチャ、採れました。私もビックリです。(@o@おぉ~ 夏に栽培したとうもろこしも甘くて美味しいと沢山の声を頂きました。 標高950メートルという気候条件と良質な肥料のおかげもあり、今年も少しづつですが美味しいと言って頂ける作物を栽培する事が出来ました。 まだまだ未熟な栽培方法も、日々勉強しながら冬を前にラストスパートを走っている毎日です。師走がもうそこまで来ていますね。 年賀状の販売も始まって、今年もあとわずかと実感せずにはいられません。 雪の便りもそう遠くはないのだろうと思いながら毎日が走っていきます。 大掃除の季節になりますが少しづつやっていきたいものですね。 (^^;
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原田紀男さん・貴信さん
酪農家族の原田さんちの牛舎は浅間山の南斜面に広がる小諸市にあります。大規模ではありませんが見晴らしのよい牛舎で、そこでは年間30頭~50頭ほどの牛たちが穏やかに過ごしています。酪農家歴37年の原田紀男さんと酪農家歴15年目の貴信さんの、父と息子の2世代の酪農家に伝えていただいています。
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