めぐみさんの農事録
[めぐみさんの農事録]

ド新米農家Girl めぐみさん農事録



20140514no01.jpg


春の味覚、採れはじめました♪

春本番!
山形村ではアスパラや山菜など、
春の味覚が採れはじめ、
村の直売所は、地場産野菜を買い求めるお客さんで
大賑わい!

このあたりでは農家でなくても、
ちょこっと畑を持っていたり、
庭のある一軒家が多いので、
野菜苗も直売所にたくさん並びます。

我が家でもアスパラを収穫したり、夏野菜を植えたり。


最初が肝心!

20140514no02.jpg

ハウスで育苗していた青ネギ、白ネギを収穫時期が重ならないよう、
何度かに分けて定植しました。

最初が肝心!
育苗した苗の出来はその後の成長に大きく影響するわけですが、
種まき作業、育苗中の温度、水管理、種そのものの発芽率
・・・などなど
様々な理由で発芽しないものがどうしても出てしまいます。

一定の幅で植えられたネギ苗ですが、
発芽せず空いた部分が出てしまうと、
隣のネギが必要以上に太く成長してしまったり、
雑草が生えてしまったりするため、
空いてしまったところには手でひとつひとつ苗を植えていきます。

「こーーーーーんなにいっぱいあるんだから、
ちょこっと空いてたって大丈夫じゃない?!」
と思ってしまうところですが、
そのちょこっとが周りにも悪影響を及ぼしてしまうんです。

どんな仕事もそうですが、ちょっとの手間も惜しまず、
丁寧に仕事をすることが、結果に繋がるんですね。

かん水の苦い思い出

20140514no03.jpg

定植後は水管理をするため、かん水装置を設置します。
畑の地下には川の水が通っていて、
水の凍らない春〜秋はその水を利用して、
作物に水をあげるんです。

20140514no04.jpg

装置には、このようなスプリンクラーのタイプや、

20140514no05.jpg

ホースに穴が開いていて、そこからシャワー状に放水するタイプなど様々です。

信州に来たての頃、車の窓を全開にして農道を走っていたら、
スプリンクラーの放水をまともにくらったことが
数回、ありました(笑)。

かん水。
農家の方でなくても、農業の盛んな地域の方なら
きっとあたり前に知ってることですよね。

でも、かん水も知らずに農業に足を踏み入れた私。
今考えると恐ろしい・・・笑。

日々、新鮮な気持ちで

20140514no06.jpg

さて、我が家のちびごんは1歳半になり、
「だっこ」や「ばいばい」など、
意味のある言葉もいくつか話すようになりました。

大人の食べてるものを食べたがり、
大人のすることをマネしたがり、
毎朝、起きるたびに成長を実感しています。

20140514no07.jpg

ゴールデンウィークはいつもと変わらず農作業でしたが、
東京から友人家族を招いて、温泉に行ったり、
プチ農作業体験をしてもらったりと、
招いたこちらも連休気分を味わえました♪

畑で色々なことに驚きながら楽しんで作業している友人を見て、
農業を始めたばかりの頃を思い出し、
私も新鮮な気持ちになりました。

初心、忘れるべからず。

ケットラ(軽トラ)もかん水も知らなかった頃の気持ちも忘れずに
これからも日々、勉強です!

この記事を書いた人

唐沢めぐみさん

「大好きなリンゴを作りたい!!」と唐沢めぐみさんは2009年夏に千葉県からやってきました。OL時代は土に全く触れることが無かった彼女は、人と人とのつながりに日々感謝しながら、一から農業を勉強中。2012年2月には東筑摩郡山形村の農業青年、康裕(やすひろ)さんと結婚しました。Iターンで農家になった、唐沢めぐみさんの農事録です。

記事一覧へ
1399993200000

関連記事

ド新米農家Girl 唐沢めぐみさん農事録
めぐみさんの農事録

ド新米農家Girl 唐沢めぐみさん農事録

ド新米農家Girl 唐沢めぐみさん農事録
めぐみさんの農事録

ド新米農家Girl 唐沢めぐみさん農事録

ド新米農家Girl めぐみさん農事録
めぐみさんの農事録

ド新米農家Girl めぐみさん農事録

ド新米農家Girl めぐみさん農事録
めぐみさんの農事録

ド新米農家Girl めぐみさん農事録

新着記事