めぐみさんの農事録
[めぐみさんの農事録]

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は〜るよ、こいっ! は〜やく、こいっ!!

先月の農事録の大雪の1週間後、
またまた記録的な大雪となった山形村。

雪をかいたはずの農道にもまたどっさりと降り積もり、
2週連続で必死の雪かき・・・。


残雪がハンパじゃない長芋畑に
お助けアイテム登場ですっ!

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なんとか軽トラックが入れるように道を作り、
育苗ハウス内の青ネギ、白ネギの苗の管理をしています。

ネギを植える畑は堆肥や肥料をまくのが来月なので、
いまのところ積もった雪への対策は必要ないのですが、
問題なのが、春掘りの長芋畑・・。

毎年3月のあたまには春掘りを始めている我が家ですが、
いかんせん、2週続けて降った量が尋常じゃないため、
雪どけを待っていては到底間に合わないっ!!!

ということで、
こんな時のお助けアイテム登場ですっ!!

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さて、何でしょう??

黒ごま?

じゃあないですね〜。

正解は『焼もみ』です!

お米を精米した時にでる籾殻を焼いたもので、
ウチでは長芋の種芋を芽が出るまでに保存する際に使用しています。

(焼いてない状態の籾殻でも保存には適しているのですが、使い終わった後に畑にまく際、雑草の種が混入してしまっている場合があるので、焼いたものを使うこともあります。)

農の恵みに感謝

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これを畑に撒くと、

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黒いので光を吸収して雪が早く融けてくれるんです。

雪を融かすといえば「消雪剤」が今年は全国的に大活躍ですが、
畑の土に害になってしまうのもは播けないので、
畑には、焼もみや墨汁など撒いています。

お米を収穫した時に出る藁は、
長芋の棚の間に播くことで
保温・保湿効果や雑草が生えるのを防ぐ効果がありますし、
精米した時にでる籾は、長芋を箱詰めする際に、
長芋の保温や緩衝材の代わりになったり、
保温・保湿効果もあるんです。

本業の野菜作りで忙しい中で
お米を作るのもなかなか大変ではありますが、
本業にも余すところなく使われる稲は、
なくてはならない大事な恵みでもあります。

お米で食育♪

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ウチの怪獣も最近お米をモリモリ、味噌汁をゴクゴク♪

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そのお味噌も米麹が入ってるのよ〜♪

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お米サマサマ!

早く一緒に料理しようね!

この記事を書いた人

唐沢めぐみさん

「大好きなリンゴを作りたい!!」と唐沢めぐみさんは2009年夏に千葉県からやってきました。OL時代は土に全く触れることが無かった彼女は、人と人とのつながりに日々感謝しながら、一から農業を勉強中。2012年2月には東筑摩郡山形村の農業青年、康裕(やすひろ)さんと結婚しました。Iターンで農家になった、唐沢めぐみさんの農事録です。

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