こんにちは!
暖かくなったと思えば寒気が襲ってきたり、かと思えばすでに花粉もかなり飛び始めているようですし、コロナのこともあるので体調管理には十分気を付けたいところですね。
その体調管理も家の中でゴロゴロしていては解決になりません。気も滅入ってしまいます。私も、夏場の農作業の最盛期の頃に比べると体を動かさなくなることから、今冬は地元の番所ヶ原スキー場に出かけています。
実はスキー場に行くことにはもう1つ目的があって、それはスキー検定2級に挑戦し合格することなんです。この2級に合格すると番所ヶ原スキー場でインストラクターができるようになることから、農家の仲間から「合格してインストラクターやらないか!」とお誘いを受けているのですが、一朝一夕には上達するわけなく悪戦苦闘しています。
完成しました!
途中段階
さて、今月の農事録なのですが...。
外での作業と言えばハウスを建てることのみ。景色も殺風景だし、皆さんに何をお伝えしたらよいか頭を悩ますところです。
前回の第9回では下準備の段階でパイプだけが放置されていて何も建てていない状態でしたが、ようやく2棟予定しているうちの1棟のビニールハウスが建ちました。中古の資材を使ったわりに比較的きれいに建てることができたと満足しています。
完成!
「あれっ、ビニールは?」と思われるかもしれませんが、ひとまず骨組だけで終了です。ビニールで天井を覆うのは3月下旬から4月上旬頃になります。
この地域では3月、4月にも湿って重たい雪が降ることがあり、今ビニールを被せると雪の重みで潰れてしまう可能があるからです。ハウスが潰れ、パイプが無残に折れてしまったときには心も折れてしまいそうになるので、それだけは避けたいのです。
寒さに耐えています
第7回の農事録にタマネギを植えたことを報告しましたが、その後ゆっくりと地中に根を伸ばしたのち、冷たい風に耐え、雪が降ってもジッと我慢し、今か今かと春の暖かい日を待っています。
こういうときに野菜はもちろん、雑草を含め植物の生命力って「スゴイっ!」と感じます。
なので、そんなタマネギくん達にご褒美の追肥をしました。雪どけの水や最近降った雨とともに土にしみこみ、暖かくなるのとともに養分を吸って大きくなることでしょう。
意見交換会
2月上旬にJA全農長野の方々とJA長野県青年部協議会を中心に、県内の青年部盟友とで意見交換会を行いました。コロナ禍であるためwebも活用しての会でしたが多くの方の参加がありました。「果樹」「水田畜産酪農」「野菜花き」の3つの分野に分かれ、それぞれテーマを決めて意見交換を行ったのです。
内容は、最近問題になっている種苗法のこと、販売のためのPRやブランド化のこと、価格の下落に対応していくための取り組みや対応策など、3つの分科会ごとに様々な意見が出され、話し合いが行われました。
私自身はアスパラを栽培しているので野菜花き分科会と思いきや、今回は水田畜産酪農の分科会の方に勉強するつもりで参加させていただきました。参加して私が得たものを書いてみますと...。
コロナの影響から今までになくたくさんのお米が余ってしまっているわけですが、今起こっていることはきっかけにすぎないのではないかと感じ、大事なのは5年、10年後の在り方ではないかと思いました。そのためにもこういった意見交換の場は大事ですし、仲間と一緒に考えることができることは素晴らしいことです。
そう言えばこんなこともしました。
みんなで手に持っているものが何かわかりますか?
素敵な笑顔の青年部の皆さん
そう、牛乳です! みんなおいしそうに飲んでいるでしょ。牛乳を飲むとこんな素敵な笑顔になるんですよ。
農事録はもう少しで2年目となります。どんなことをお伝えしたらよいか、マンネリ化しないか、と不安なこともありますが、そのときあった出来事をそのままお伝えできるように努めますので、あらためてよろしくお願いいたします。