斎藤さんの農事録
[斎藤さんの農事録]

おいしいビールと農産物のある暮らし 第4回

ユーマの農事録

 

皆さんこんにちは!ユーマです。3月も半ばになり、日中もだいぶ暖かくなってきましたね。皆さんいかがお過ごしでしょうか。今年は暖冬のせいか茅野市は積雪もほとんど無く、とても過ごしやすい日々です。もう雪は降らず、このまま春が来てしまうのではないかと思っていたのですが、先日3月10日にどかっと重たい雪が降りました。久々に一面の雪景色が見れたので、満足して春を迎えられます。笑

「諏訪の国 開国フェス」に参加!

ユーマの農事録

 

ユーマの農事録

 

 

3月2日に茅野市市民館にて、「諏訪の国 開国フェス」というイベントに参加して参りました。風は少しありましたが、天気が良く約1000人の客様がいらっしゃいました。わざわざ僕のビールを飲みに新潟県からお越しくださった方も。お客様の皆さんと次なるビールのレシピはどんな感じにしましょうかなど、楽しいお話ができ、お客様をより身近に感じれたとても有意義な時間でした。

 

日本産ホップを盛り上げる仲間たち

ユーマの農事録

ホップの株ごしらえの講習中。鎌を持っているのが村上博士

3月8日に僕が所属している日本産ホップ推進委員会の活動として、ホップの世界的な権威であるキリンビール株式会社の村上敦司農学博士、日本ビアジャーナリスト協会代表理事の藤原ヒロユキ先生をお招きし、山梨県北杜市の圃場にてホップ栽培の勉強会が行われました。

ユーマの農事録

ホップ生産者とビール製造家との意見交換会

全国からホップの生産者とビール醸造家が集まり、活発な意見交換ができました。それと同時に、ビールの源流は畑から始まるのだと、再認識いたしました。

 

ピンチをチャンスに

ユーマの農事録

パワーアップしました!

先日ビールの製造を行っている際に、ちょっとしたハプニングがありました。仕込み鍋を洗う際にお湯を沸かして殺菌していたのですが、火から上げて諸用で蓋をつけたまま放置していたら中が冷え、大気圧でベコっとへこんでしまいました。やってしまいました。。。幸いなことに鍋として使っていたドラム缶の予備があったので、早急に新しい鍋を加工を委託し、ついでに改善したい箇所の加工もお願いし、結果的に以前使っていた設備よりもパワーアップした仕込み鍋を使えるようになりました。災い転じて――ではないですが、結果オーライで本当に良かったです。

桜の季節はもうすぐそこまできていますね。忙しくなる前に仕込みの体制を整え、より良い品質のビールを目指し精進して参ります。ビールが美味しい季節も、もうすぐそこです。

 

この記事を書いた人

齋藤由馬さん

国内外のクラフトビールを研究後、「誰もが楽しめるビールを造ろう」と八ヶ岳の麓でビール造りに励む齋藤由馬さん。
従来の農家の枠から飛び出し、ホップ栽培から醸造、販売までを手がけるブリューワーに転身。信州茅野からおいしいライフスタイルを提案します。

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