斎藤さんの農事録
[斎藤さんの農事録]

おいしいビールと農産物のある暮らし 第9回

 

ユーマの農事録

長和町のウィスキー&ビアキャンプ出店

皆さんこんにちは!ユーマです。10月に入り、朝晩かなり涼しく(寒く)なりました。醸造所がある茅野市蓼科も少しずつ紅葉が進み、冬が近くに来ていることを実感します。皆さんはいかがお過ごしでしょうか。

 

ホップの収穫が無事終わりました

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ホップ選別風景

9月上旬、提携している山梨県北杜市のホップ農園にて、2019年度のホップ収穫が終わりました。今年は梅雨が長引き、国産早生品種のべと病被害が散見されましたが、概ね良好な収量と品質を得ることができました。その後の米国産、欧州産品種も非常に良好な収量と品質で、八ヶ岳山麓でのホップ栽培圃場拡大に向けて期待以上の成果であったと感じております。提携先の小林ホップ農園様はじめ、関係者の方々に大変お世話になりました。厚く御礼申し上げます。

 

イベントでの出会いも大切に

ユーマの農事録

 

ユーマの農事録

秩父麦酒の醸造技師・鈴木君

9月~10月上旬まで気候も安定してイベントシーズンの最盛期でした。特に2回あった3連休はイベント出店が重なり、大忙しでした。ビールの醸造を始めた当初から地元の方々には大変お世話になっており、感謝のお返しとご挨拶とを兼ねてお客様とお話ができ、またイベント中、別の醸造所の友人達と再会した際には活発な意見を交わすことができ、非常に有意義な時間を過ごすことができました。

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イベントで消費されたビール樽

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樽洗機で洗います

 

新しい年に向けて

ビールを造って商売を始めてから初めての夏が終わり、ひと間の落ち着いた時間があるかなと個人的に思っていたのですが、ゆったりと落ち着くような時間はなく、これから冬に向けた商品企画、年末商戦が続き、来年に向けた新しい取組みもスタートする為、毎日トップギアで動いており大変ありがたく感じております。永く商売を続けていくための組織体制も次年度に向けて整えて参ります。皆さま、引続き今後ともよろしくお願い申し上げます。

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来年から山(八ヶ岳)のブランド確立を目指して情報発信していきます

この記事を書いた人

齋藤由馬さん

国内外のクラフトビールを研究後、「誰もが楽しめるビールを造ろう」と八ヶ岳の麓でビール造りに励む齋藤由馬さん。
従来の農家の枠から飛び出し、ホップ栽培から醸造、販売までを手がけるブリューワーに転身。信州茅野からおいしいライフスタイルを提案します。

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