斎藤さんの農事録
[斎藤さんの農事録]

おいしいビールと農産物のある暮らし 第16回

ユーマの農事録

諏訪湖から眺める夕日

皆さんこんにちは!ユーマです。9月に入りましたが、まだまだ残暑厳しい日が続いていますね。8月は晴天が続き、日中外に出ることが危険なほど暑い毎日でしたが、今月からは少しずつ過ごしやすくなっていって欲しいなと思っています。そんな9月の初頭、皆様はいかがお過ごしでしょうか。

 

食のイベントは新しいスタイルで

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暖炉のあるロビーラウンジ

8月8日、日頃からお世話になっている蓼科東急ホテルさんで、弊社ビールを提供するイベントに参加してきました。

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「3密」を避けるため席数を減らし、お客様を可能な範囲で屋外の席にご案内する対応により、皆で一所に集まって楽しむイベントのイメージではなくなってしまいましたが、お客様それぞれのグループで各々ビールを飲んで、ゆっくりとした昼下がりを楽しまれている様子が印象的でした。

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八ヶ岳産ホップを100%使った新商品の販促も兼ねて参ったのですが、お客様からの評判も良くとても有意義なイベントでした。

 

下諏訪町の八島湿原へ

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8月16日は、お盆休みの最終日で下諏訪町の八島湿原にトレッキングに行ってきました。標高1630m、湿原一周約90分のトレッキングコースで、道端にはナデシコやマツムシソウ、ワレモコウなどが咲いていました。ちょうど今が夏の山野草から秋の山野草のシーズンの切り替わり時で、多様な植物を楽しむことができました。こちらの八島湿原は周囲に木道が整備されているのと、シーズン中も無料駐車場が開放されているのでオススメです。

 

八ヶ岳エリアの移住相談が増加

8月はありがたいことに忙しい日々を過ごさせて頂きました。その中で、八ヶ岳エリアを訪れるお客様の意識も昨年と比べて少し変わってきたのかなと感じています。というのは、来場者数と連動して不動産屋の物件相談や行政の移住相談が増えている、ということをお聞きしたからです。長野県を訪れるお客様の中には、移住も検討されている方が多いということなのではないかな、と考えます。移住を通じて長野県の農産物を食べる方が増えることも想定できるので、移住者が増えることは、農産物の振興にとっても良いことなのではないかと思います。
新型コロナウイルスはあらゆる地方に大きな影響を与えましたが、これを機会ととらえ、安全を第一に、真っ先に移住希望者を受け入れられる地方のひとつが、長野県であったら良いなと個人的に思いました。

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長野県諏訪建設事務所の方と「諏訪湖創生ビジョン」の勉強会

メーカーとして、美味しいビールを造るだけでなく、「ビールが美味しくなる環境」も創っていかなければいけないと実感しています。ビール造りはまちづくり、人に選ばれる地域をこれからも目指していきたいです。

この記事を書いた人

齋藤由馬さん

国内外のクラフトビールを研究後、「誰もが楽しめるビールを造ろう」と八ヶ岳の麓でビール造りに励む齋藤由馬さん。
従来の農家の枠から飛び出し、ホップ栽培から醸造、販売までを手がけるブリューワーに転身。信州茅野からおいしいライフスタイルを提案します。

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