心もホッとするカフェの名は「だから何だ」:松川町

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A Cozy Cafe in the Mountain Country


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信州のおいしい素材を使ったメニューと、居心地の良い空間を提供してくれるマウンテン・カントリー信州ならではのカフェを、シリーズで紹介しています。どこからであれ長野県を訪れた際は、足を運んでみてください。そこにはきっと、おいしい出会いがあります――


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入植の歴史を今に伝える建物
そのカフェは、下伊那郡松川町の高台、中央アルプスと南アルプスにはさまれて流れる天竜川の広大な河岸段丘のなかの標高7百メートルほどの、まし野高原の鎮守の森に抱かれるようにありました。昭和初期、この地に開拓者として入植した人の家は、今はカフェ・メケメケとして人々の憩の場となっています。

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メケメケとはなに?
メケメケ、それは、仏語で「だから何だ」という意味だそうです。「だから何だ」ですかぁ。時代すら感じるその建物の中は、雑貨などが置かれていて、眺めているだけでも時間が過ぎるのを忘れてしまいます。まるで田舎の親戚の家に、遊びに行った感じ。まったりとするのにぴったりのカフェです。

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最高の昼食
料理好きの店主さんが作るランチは、メケ旨カレー、焼きカレーのほか、各種定食があります。取材に伺った日は、ロールキャベツ、豚肉野菜の香味炒め、黒胡麻坦々麺、長崎皿うどんでした。また、お店の近くにあるさんさんファームの黒豚無添加ソーセージもおすすめです。

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ちゃんとつくられた料理
手作りスイーツは、五豆寒天ぜんざいアイス添え、ブルーベリーチーズケーキ、オランダキャラメルワッフルなど。また、林檎の木でスモークしたチーズはお土産に最適です。「一品一品をちゃんと作りたい」と考える店主さんは、できるだけ地元の食材を使うように心がけています。

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くつろげる空間
カフェメケメケ食堂では、コンサートを行うことも。ジャズシンガーの中本マリさんが来たこともあるそうです。また、この場所が気に入ったお客さんが、お店で結婚式をしたこともあります。「おもてなしすることが好きなんです」と店主さんは笑います。カフェメケメケ食堂には、一人でふらっと訪ねる人も多いとか。のんびりとした空気と、店主さんの暖かいおもてなしに浸(ひた)ってみてはいかがでしょう。心が温まります。

松川インターから信州まし野ワインを目指して車を走らせ、森の小道に入って200メートルほど坂道を登るとカフェメケメケ食堂はあります。入口の看板を見つけてください。

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cafe メケメケ食堂へのアクセス:

cafe メケメケ食堂

下伊那郡松川町大島3288
TEL&FAX:0265−36−3507
営業時間 11:30〜16:00
     定休日 火曜、水曜
(残念ながら3月9日までは冬期休業、ただし予約は受けるそうです)

 ・メケメケカフェホームページ
 ・店主さんのブログ

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