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A Cozy Cafe in the Mountain Country
信州のおいしい素材を使ったメニューと、居心地の良い空間を提供してくれるマウンテン・カントリー信州ならではのカフェを、シリーズで紹介しています。どこからであれ長野県を訪れた際は、足を運んでみてください。そこにはきっと、おいしい出会いがあります――今回は蓼科高原へ。
レストラン的雰囲気
そのカフェハウス「千乃壺」は、蓼科高原のビーナスライン登り口にあります。誰もがお洒落なレストランと見まがうそのあか抜けた建物の佇まいのエントランスには「CAFE HAUS」としるされています。
ランチやカフェタイムをゆったりと
それもそのはず、カフェ・ハウス千乃壺は、以前はレストランを経営していたのです。2008年から現在のカフェスタイルに。理由を尋ねると「子供ができたので、夜までの営業ができなくなりました」と店主さん。店内は、高い天井に太い梁が見えてなかなかの雰囲気です。テラス席もあり、天気が良い日は南アルプスが眺望できる絶好のロケーション。ランチやカフェタイムをゆったりと楽しむことができるでしょう。ギャラリースペースには、陶器や雑貨が置かれ、料理を待つ間に楽しむことができます。
信州の和牛と有機野菜
取材にうかがった日のランチメニューは、信州桜井和牛煮込みハンバーグ定食、信州桜井和牛ほほ肉カレー、信州桜井和牛ハンバーガー、細川農園の有機野菜チーズフォンデュ。煮込みハンバーグは、グツグツと煮えている熱々のまま出され、ボリュームも満点。牛肉は松本にある桜井農場の和牛を使用しています。
地元の食材へのこだわり
デザートメニューは、柿と巨峰のオムレツケーキ、林檎のキャラメリーゼのオムレツケーキ、くるみとチョコのミニパフェ、ライ麦とプルーンのスコーン。オムレツケーキに添えられた季節の果物は、甘さを控えて洋酒をきかせ大人のスイーツに仕上がっています。
ドリンクメニューは、有機コーヒーや有機紅茶、ヴァローナ社のココア、ウィンナコーヒーなど。コーヒーは挽きたての豆をコーヒープレスを使って淹れています。いずれのメニューもこだわりが感じられ、とても美味しくいただけます。
蓼科という土地柄、お客様は県外からの方も多く、「できるだけ地元の食材を使うようにしています」と話す店主さん。管理栄養士の資格も持つ店主さんは、料理教室も開いていますので、興味のある方はWebサイトをチェックしてみてください。また店主さんは北白樺高原(小県郡長和町大門)にある長門牧場のお菓子のお土産品をプロデュースもしているそうです。
たくさんの人の心を和ませる
そんな多才な店主さんに「千乃壺」という店名の由来を尋ねると
「以前に書道をやっていました。中国で千とはたくさん、壺とは心という意味があります。たくさんの人の心が和むお店にとの思いでつけました」
とのこと。蓼科高原を訪れたときは、ぜひ足を運んで、あなたも心を和ましてみてください。
千乃壺(せんのつぼ)へのアクセス:
CAFE HAUS 千乃壺
長野県茅野市北山4965−1
TEL 0266−77−2276
営業時間 11:30〜17:30(LO17:00)
月曜定休(祝日の場合は翌日)
Webサイト http://www.sennotubo.com/