昨日7月7日(火)、長野県が大阪府に"信州を楽しめる"期間限定のカフェをオープンしました。その名を「信州SKYカフェ」。場所は大阪府吹田市の江坂駅前。昨年10月、同じく期間限定で新宿にオープンした「TOKYO長野カフェ」の第2弾です。8月9日(日)までの熱い夏の34日間、このカフェが関西地方のみなさまに涼やかな信州の風を届けてくれることでしょう。
大鹿村のジビエと信州産の肉を味わいに
信州SKYカフェでは昼夜異なるメニューを用意しています。昼には先週の記事にもあった大鹿村でとれた新鮮な鹿肉を使うジビエカレーや、塩尻産牛肉を使った贅沢ハヤシライス。夜にはお酒に合うブルスケッタやジビエのテリーヌ。地ビールや原産地呼称認定のワインのほか、信濃の国のソウルフード「おやき」ももちろんあなたをお待ちしています。
とりわけ今回は、JA長野県グループの長野県農協直販(株)も協力する「信州アルプス牛ハンバーグ」と「信州産豚肉ソーセージ4種」を紹介しましょう。
「信州アルプス牛」は「和牛」と「乳用種」を交け合わせてできた「交雑牛」で、和牛の霜降りの肉質を生かしつつ、乳用牛のもつ短期間で大きくなる性質も兼ね備えています。今回のハンバーグでは、肉の味をしっかりと味わってもらおうとカットを大きめにし、味付けもシンプルにしましたので、まずはあふれ出す肉汁のうまみを味わってください。つけあわせの温野菜も信州産ですので、こちらもご堪能ください。
信州産豚肉を100%使った「信州産豚肉ソーセージ4種」は、プレーン、ブラックペッパー、レモン&バジル、ピリ辛と、4つの味が楽しめます。こちらも肉の味わいをしっかりと感じてもらうため、あえてサイズを太めに仕上げていますので、食べ応え抜群。片手にウィンナー、片手に地ビールを持てば、この夏を思う存分に楽しむことができます。
以上の2品はいずれも長野県茅野市のレストラン「エスポワール」のシェフ、藤木徳彦(ふじきのりひこ)さんが監修したもの。藤木さんは農林水産省が選んだ「地産地消の仕事人」に県内から唯一選ばれた人で、農協直販の担当者によると、今回は試作品作りの段階から「『肉を食べている』という感じがしっかりするもの」を目指したと語っておられたそうです。どうぞ厳選素材とシェフのこだわりの味を存分に楽しんでください。そして信州への思いをつのらせてください。
大阪から信州松本までなら55分で
「信州SKYカフェ」は、地下鉄御堂筋線江坂駅前の東急インや東急ハンズが入っているビルの1階にあります。駅から徒歩1〜2分の絶好の立地ということなので、お近くの方、沿線の方は、ぜひお立ち寄りを。ちなみにカフェの名前に「SKY」が入っているのは、松本市にある「信州まつもと空港」を利用すると大阪(伊丹空港)−長野間がわずか55分で結ばれるということで、「空でつながる信州の夏」をPRし、長野県にたくさんの人に来てもらいたいという思いがあるからなのです。この夏はぜひ、日本でいちばん高いところにある空港を使って信州においでくださいませ。
アクセス
信州SKYカフェ
期間:2009年7月7日(火)〜8月9日(日)
場所:トラベルカフェ江坂東急ビル店
大阪府吹田市豊津町9−40
(東急ハンズ、東急インと同じビルの1階)
電話:06−6190−7551
信州SKYカフェブログ
資料提供 料理写真、ロゴ:長野県企画課 店舗写真・地図:トラベルカフェホームページより