待ち遠しかった春です。すべてが一斉に成長をはじめる春。山にも、里にも、野にも春風が吹いて、小川のせせらぎ、鳥たちのさえずり、長野県はいよいよ公式にも春本番を迎えました! Happy spring! くだもの王国の信州では、桜の花以外にも各地で梅やりんご、桃に杏と、いろいろな果樹の花がこの時期つぎつぎと咲き乱れ、訪れるものの目を存分に楽しませてくれます。それに風には、そこはかとなくよい香りまでついているのです。
そこでお知らせ。春の訪れと共に、長野のまちを「これでもかっ」というぐらいの花々で埋め尽くすイベント「ながの花フェスタ2005 善光寺花回廊」が、今年もおこなわれます! 信州に春が来たことをみんなで喜び合う恒例のお祭り。今回で4回目を迎える「ながの花フェスタ2005 善光寺花回廊」は4月23日(土)?5月5日(木)まで、長野駅から善光寺にかけた長野市中央通り、権堂アーケード、錦町通り、千才町通りなどなどの通りや広場を会場に開催されますよ。
信州・善光寺周辺の春の新しい風物詩としてはじめられ、フェスタの初回から続けられてきた、花びらで参道に絵を描く「インフィオラータ」はフェスタのメイン。今年は長野県出身の作家の絵を図案にして世界にアピールするとか。長野駅から「インフィオラータ」のある善光寺にかけた長野市中央通りをはじめとする各通りには、花壇に様々な花や山野草が植えられ、またガーデニングデザイナーの手によるモニュメント風花壇が6ヵ所で展示されるなど、花や山野草の持つ魅力を満喫しながら、春の長野のまちを隅々まで楽しんでいただけます。さらに今回は、花が幾何学模様を描く「タペストリーガーデン」も加えて、より見ごたえがぐーんと増しているのです。でもそれだけではありません。
ふれ愛通り会場(中央通り)や権堂広場、ながの東急百貨店西側など、まちのいたるところでは「カフェガーデン」と名づけられたイベントとして、パラソルの花が咲いてオープンカフェが出現するほか、逸品をそろえたマーケットと、花に関連する体験教室やコンサートも開かれます。
このフェスタに合わせて、5月1日(日)?5月5日(木)には市内の長谷川ギャラリー(末広1356番地 長谷川書店2F)で「第1回 私の好きな花キルト展」が開催。県内外の延べ300人以上の制作者が、自分の好きな花をテーマにトップキルト(サイズは30センチ四方)を作成。集まったトップキルトはなんと610枚。35枚をひとつのタペストリー作品に仕立て、展示されるそうです。
あと、4月29日(金)?5月1日(日)の3日間は長野市・エムウェーブ(長野市オリンピック記念アリーナ)で、「ながのノスタルジックカーフェスティバル2005」も開催され、春の信州をノスタルジックカーが駆け抜けますよ。
さあさあ、誰もがじっとしていられなくなる春の盛りのGWは、新たな企画が加わり、よりパワーアップした「ながの花フェスタ2005 善光寺花回廊」にいらっしゃ?ぃ!