ようやく厳しい冬の終わりを感じる今日この頃、きっとあなたも感じていることでしょう。そう、まさしく季節は「春」です! 信州にも待ち遠しかった春の季節がやってきたのです! あらゆるいのちが力強く成長をはじめる春。信州では桜はもちろん、梅やりんご、桃にあんずと、各地でさまざまな果樹の花がいっせいに咲き誇ります。まさに、くだもの王国信州ならではの春。
長野の街が今年も花であふれる日がやってきます
そこで長野県の春に欠かせないフェスティバルのお知らせです。長野の街を見事なまでの花々で彩るイベント「ながの花フェスタ2006 善光寺花回廊」が、今年もおこなわれます。信州の春をみんなで喜びあいましょう。今回で5回目を迎えるこのフェスタは、4月29日(土)から5月5日(金)までの8日間、長野駅から善光寺にかけた長野市中央通り、権堂アーケード、錦町通り、千才町通りなどなどの通りや広場が花に埋め尽くされるのです。
フェスタは信州・善光寺周辺の春の新しい風物詩として2002年からはじめらました。昨年は初回から続けられてきた花びらで参道に絵を描く「インフィオラータ」が「花キャンバス」として新しく生まれ変わり大好評。「ペストリーガーデン」「フラワーコンテスト」とともにたいへんな人気を博し、約30万人を超える人が長野の街を訪れました。
「花キャンパス」は昨年に引き続き鎌倉俊文さん(長野県出身)による絵を図案にしています。今年はなんと昨年の3倍の大きさにスケールアップ。また、プチキャンパスではデザインから作成までが市民参加でおこなわれることに。参加者の公募は終了しましたが、どんなキャンパスがお披露目になるか楽しみです。
たくさんの花に包まれて春を喜ぶ祝祭の日々
参加といえば「ミニフラワーガーデンコンテスト部門」「ハンギングバスケット&コンテナガーデンコンテスト」でも、みなさんの自慢の作品を募集中。たくさんの方にステキな花をみてもらうのはいかがですか。
さらに、今回も「タペストリーガーデン」がふれ愛通りを彩ります。デザインは須坂園芸高校の生徒さんの力作です。未来の作家さんが生まれるかもしれませんね。うれしいことに、最終日5日に使用したペチュニアが格安で販売されます。長野の街でみつけた春を自宅に持ち帰ることができるのです。
こうしたイベントだけでなく、長野駅から善光寺にかけた長野市中央通りをはじめとする各通りには、花壇に様々な花や山野草が植えられ、またガーデニングデザイナーの手によるモニュメント風花壇が展示されるなど、春の長野の街を隅々まで楽しんでいただけるでしょう。
ふれ愛通り会場(中央通り)や権堂広場、ながの東急百貨店西側など、まちのいたるところでは「フラワーカフェ」と名づけられたイベントとして、パラソルの花が咲いてオープンカフェが出現するほか、逸品をそろえたマーケットと、花に関連する体験教室やコンサートも開かれます。
誰もがうれしくて、じっとしてられないGWは、「ながの花フェスタ2006 善光寺花回廊」で季節を体全体で感じてみるのはいかが?
「ながの花フェスタ2006 善光寺花回廊」公式ウェブサイト