2008信州フラワーショーが先週の9月4日と5日の両日に長野市で開かれました。主催はJA全農長野と同花き専門委員会。今年で40回目を迎えた伝統あるフラワーショーで、県内各地から600点以上の切り花が一堂に会する県下最大級の花のイベントです。このフラワーショーでは、展示作品の品評会だけでなく、品評会に出品された花の販売も行われました。夏の終わりに開かれる切り花の品評会は全国的にも珍しく、当日は花を見る人、買う人が次々と会場に訪れ、思い思いに会場全体を彩る無数の花々を楽しんでいました。
輪菊「岩の白扇」をご覧あれ
掲載した写真はJA信州諏訪の中村清一さんが今年の品評会に出品した、栽培が特にむずかしいとされる夏菊の品種の輪菊「岩の白扇(イワノハクセン)」で、見事に農林水産大臣賞を受賞したものです。フラワーショーの一般公開の前には、近くの保育園の園児を招いて多彩な花々をゆっくり楽しんでもらいました。信州フラワーショーは県内の花きを一堂に集め、専門家の目で批評研究を行うことで品質の向上をめざすとともに、より多くの人たちに信州の様々な花を知ってもらうことを目的に、毎年開かれています。