食べるなら、わたしゃ信州信濃のそばがいい

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江戸末期の浮世絵師「歌川国芳」が描く信濃名産図。
「信州名物二六」とあるのは「二六そば」のこと。
江戸時代から信濃はそばの里として知られていた。
本誌9月19日号で「そばの聖地戸隠のそば祭り」の情報をお伝えしましたが、10月に入り、箕輪町上古田の「赤そばの里」の花も見ごろをやや過ぎ、いよいよ長野県のそば祭りも本番を迎えます。今月は県内のあちこちで大小さまざまなそば祭りが開かれ、全国から集結する多くのそば好きで各地の祭りはいやがうえにも盛りあがります。

まずはそばフェスタに来なさい
なにはさておき今週末の6日(土)、7日(日)、8日(祝)には、松本市「全国そばフェスタ松本 第4回信州・松本そば祭り」が開催されます。いうならば「そばの博覧会」。今年は松本市制施行100周年記念事業の一環として、例年以上に盛り沢山な内容を用意しているとのことで、県内外から20店がブースを出展するほか、特別企画として、信州ゆかりのそば処「出雲そば」「出石そば」「会津高遠そば」の出展があるだけでなく、ほかにも、信州そば打ち名人戦や素人そば打ち段位認定大会、商店街とタイアップしたさまざまなイベントなどが大盛に予定され、そば好きにはたまらないイベントとなってます。そば好きだったら、無視はできません。

sobaicon.jpg 第4回信州・松本そば祭りのページ

sobaicon.jpg 松本市公式ホームページ そば祭りのページ

そば好きは信州を目指す
このほか、現在開催中または今週末からはじまるそば祭りのほんの一部のめぼしいところを簡単に紹介しておきます。

北安曇郡白馬村では、毎年、新そばの季節に村内各地で祭りを開きます。その先陣を切って、村内の国民保養センター「岳の湯」と瑞穂地区の呑者舎で5日(金)からそば祭りが行われ、新そばの販売がはじまります。詳細は下記のページをご覧下さい。

sobaicon.jpg 白馬村観光協会新そばフェアのページ

長野市豊野の「豊野温泉りんごの湯」では、10月31日(水)までそばイベントを開催中。地元の特産マコモタケを使ったそばの手打ち実演・販売など。詳しくは下記のページへ。

sobaicon.jpg 長野市そば歳時記豊野温泉・りんごの湯のページ

南佐久郡南相木村の「滝見の湯」では、9月から新蕎麦祭りを開催中です。南相木村産の地粉だけを使った「相木そば」などを販売しています。詳しくは下記のページへ。

sobaicon.jpg 南相木温泉 滝見の湯

北信州の飯綱町では、11月25日(日)まで飯綱町横手のそば処「よこ亭」で飯綱町新そばまつりが開かれています。詳しくは、飯綱町ふるさと振興公社(上水内郡飯綱町)電話026−253−5153までお問い合わせを。

月と仏と信濃そばを求めて
もちろんこれがすべてではありません。そばは本来高度があり冷涼で夏の霧が深いところで多くつくられてきました。山国信州のどこへ行ってもそば処があります。上記以外でも10〜11月に多くのそば祭りが開かれます。あなただけの「そば処」を見つけてください。

長野県のウェブサイトであるウェブサイト信州に各地のそば祭り情報がまとめられていますし、信濃毎日新聞社のウェブサイトにもそば好きのためのページがあります。それらを参考にして、そばはもちろん秋の信州を満喫する旅を計画されてみていはいかがですか? なお、祭り情報には予定も含まれます。お出かけ前には事前のお問い合わせを忘れずに。

sobaicon.jpg 県公式ホームページ「website信州」そば祭り情報東北信のページ

sobaicon.jpg 県公式ホームページ「website信州」そば祭り情報中南信のページ

sobaicon.jpg 信濃毎日新聞社「信州そば漫遊」

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