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| 昨日９月１８日に撮影した戸隠山の遠景と一面のそば畑。 花は見ごろを過ぎていましたが、これからは当然ながら花よりもおそば。 |
このところ暑さがぶり返している長野県ですが、それでも３０度を超える日はさすがに少なく、朝夕の涼しさや虫の声を聞くにつけ、秋は一歩ずつ確実に近づいてきているなと感じます。そして夜空の月がことさらに美しい時期になり、満月が近づくとソワソワしだすのが全国のそば通の諸兄姉。みなさま、いよいよ新そばの季節がやってきましたぞ。
農林水産省の調査では、平成１８年産の長野県のそばの作付面積は２６４０ヘクタール、収穫量は２３２０トンで、この収穫量は北海道、茨城県に続いて全国３番目の数字です。お米の転作作物として、あるいは遊休農地の活用策としてそばの栽培が行われており、ここ数年、長野県でも収穫量は増加を続けています。
「そばの聖地」として名高い長野県では、この９月から１１月にかけて、県内のあちこちで大小さまざまなそば祭りが開かれます。まずは今週末の９月２１日（金）〜２３日（日）には、全国的にも有名なそばどころ、長野市戸隠（とがくし）で「第３８回戸隠そば祭り」が開かれます。
大盤振舞いそばを食いねえ食いねえ
戸隠そば祭り実行委員会によりますと、この祭りは「戸隠の大神様のもとで商売をさせていただいていることと、戸隠を訪れてくれる皆様の心に感謝する」お祭りなのです。初日の２１日は「夜祭」として午後６時３０分から「大盤振舞いそば」がはじまります。
指定のご利益そば猪口を購入して実施店舗に持参すると、ざるそば１枚が振舞われるというもの。午後８時３０分までの２時間以内であれば何店舗、ハシゴしても良いというから、ソバ好きにはたまらない企画でしょう。
指定のそば猪口は、オリジナルｍｙ箸とセットで１つ７３５円。戸隠地区のそば店やお土産店で販売しており、事前販売３０００個、当日販売３００個という数量限定です。購入に関するお問い合わせは長野市商工会戸隠支所（電話：０２６−２５４−２５４１）で受け付けています。
冒頭のそば畑の写真は９月１８日に撮影したもの。残念ながら花の見ごろは終わっていました。ちなみに見ごろの９月上旬の時期の戸隠山とそば畑の息をのむような眺めは同観光協会のページのここで見ることができます。
これから１０、１１月と長野県は、そば祭りのピークを迎えます。各地の祭り情報もこのブログで引き続きお伝えしていきますのでお楽しみに！
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