安曇野・白馬に車で遊びに来た方は、知っている方も多いかと思いますが、安曇野IC前のショッピングセンター「スワンガーデン安曇野」に、白鳥の巨大モニュメントが置いてあります。白鳥が飛来する地を示すために設置したそうです。ニュースで目にする飛来地を訪ねてみました。
冬の白鳥飛来地として全国的にも有名な安曇野。昭和59（1984）年に初めて白鳥が安曇野へ飛来してから、35シーズン目になります。 毎年10月中旬～3月末にかけて、遠くシベリアからたくさんの白鳥が、犀川白鳥湖と御法田遊水池に飛来します。安曇野に飛来しているのは「コハクチョウ」という種類です。今回は御法田遊水池を訪問しました。ちなみに、遊水池とは、洪水時の河川の流水を一時的に氾濫させる土地のことを言います。
現地は、初飛来から35年目ということ、観光客の増加もあって、駐車場も整備されており、見学はしやすいかと思います。注意事項が入口に記載してありますので、見学する方はご一読を。
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白鳥の「ごほうび」バケツ1杯200円〜
さて、湖畔に近づくと、まず大量のカモの姿が目に飛び込んできます。白鳥もいますよ。
オナガガモ・ヒドリガモ・ホシハジロ・マガモ・コガモ等々、様々な野鳥がいるようです。
入口で購入した餌のバケツを持って湖畔に近づくと、餌をもらえるとわかるのか、カモが一斉に寄ってきます。神社のハトのように寄ってきます。
白鳥は、大量のカモに追いやられ、ビクビクしているような構成です。
「白鳥これだけ？」という印象を受けましたが、昼間はあまり貯水池にはいないそうです。管理人の方に聞いたところ、貯水池に向かって左側奥にいることが多いと教えていただき、向かってみました。
川の端というような場所に静かに休憩していました。カモも見当たらず、のんびりしています。管理人さんによると「コハクチョウの飛来数は例年と変わらないと思うけど、他の野鳥数が少ないかな」といった印象だそうです。安曇野市のHPによれば、2019年1月11日現在275羽。昨年の飛来数は、838羽。2月上旬くらいまで増えていくそうですから、これからの季節、自然の中の白鳥観察もいかがでしょうか。
白鳥飛来情報については、安曇野市HPをご覧ください。
安曇野・白馬に寄っていただいたならば、この地区のお土産を一つ紹介します。今年の大寒は1月20日。大寒とは、寒さが最も厳しくなる時期を言います。この大寒に食べると1年間無病息災で健康に良いとされているのが「卵」です。理由は、いまでこそ、年間通して安定的に供給されるものですが、昔は自然の中で育てていましたから、寒い時期は鶏も卵を産まなかったでしょうし、そういう時期の卵は栄養価も高く貴重だったから、大寒に食べるとこととなったのではないでしょうか。大寒に生み落とされた卵は、「大寒たまご」として、全国各地で販売されています。
安曇野・穂高にある「あづみ野菓子工房 彩香（さいか）」では、その大寒たまごを使用した「『大寒たまご限定』あづみ野バウム」を2,000個限定で予約販売しています。
こちらの商品、材料に松本市にある会田養鶏場の大寒の日に生まれた卵を使うのはもちろん、その他の食材（小麦粉・はちみつ）も信州産にこだわったバウムクーヘンになります。店舗だけでなくネットでも購入可能です。
また、彩香では、「チーズinタルトバウム 信州りんご」という商品も販売していて、こちらの商品、「2016年ニッポン全国おやつランキング 全国第1位 グランプリ受賞」商品となっています。
バウムクーヘンをタルトにした焼きチーズケーキで、長野県産りんご『ふじ』をたっぷりと練り込んであります。「あづみ野バウム」「チーズinタルトバウム 信州りんご」両方とも、取材の帰りに購入しましたが、バウムクーヘンのしっとり感・ほどよい甘さ・チーズとりんごの酸味のバランス等、非常においしい一品です。長野駅・松本駅でも購入できますので、長野帰りのお土産にも、一度ご賞味ください。
■あづみ野菓子工房 彩香
TEL 0120-049-719
『大寒たまご限定』あづみ野バウム
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