入口を入ると、直売所がお出迎え。柿・栗・りんご・カボチャに里芋・・・ほかにも新鮮地物野菜やおやき、加工品などの旬の味覚がずらり!「今日も来たよ~」「ありがと~」との声はご近所の皆さん方。購買意欲にメラメラと火が付くのをぐっとこらえ、まずは温泉でしょう!!
週末の混雑覚悟でしたが、何ともタイミングよく、地元の方々がすでにあがっていかれるところでほぼ貸切状態でした。内湯は、吹き抜けの高い天井のおかげで曇りも少なく、広い窓からの緑が鮮やかで、解放的な気持ちの良いお風呂です。これからの紅葉シーズンの景色も秀逸でしょう。露天風呂には秋の風が心地よく吹き抜け、陽射し除けの下でのんびり長湯できます。
泉質は弱アルカリ性カルシウムナトリウム塩化泉で、無色透明無臭のサラリとしたお湯。さらに源泉温度も約41度の適温が、毎分400リットルと豊富な湯量をたたえます。以前から「この辺りだけ雪どけが早い、山菜の成長が早い」などと言われていた土地を、運営施設の会長さんが13年前に掘削したところ、まもなく温泉を掘り当てたんだそうです。すっすごい・・・!
のんびり浸かってお肌もつるつる(!?)、芯からじんわりあったまった身体を外の休憩所でクールダウンと思いきや、やはり気になる直売所。「ついつい、買い過ぎたかな?」と思っても、なぜか充たされている満足感。これが直売所マジックのなせる業! でもホントは分かっているんです、これが楽しみなんだと・・・。