涼を求めて、小布施ハイウェイオアシスへ

まだまだ厳しい暑さが続いていますね。休日なのに暑くてどうしようもない、そんな時、みなさんはどう過ごしていますか。買い物などで商業施設へ行ったり、高原などの避暑地へ行ったり、サマースポーツを楽しんだりとさまざまな過ごし方があると思います。
今回は、県北部の小布施町にある、高速道路のサービスエリアと道の駅が一緒になった「小布施ハイウェイオアシス・道の駅オアシス小布施」をご紹介します。小布施と聞くと、栗をイメージされる方も多いかと思いますが、その栗の里に涼をとれて心も体も癒せるスポットがたくさんあります。特にご家族でしたら、長旅の気分転換にもなりますので、ぜひ一度訪れてみてください。

サービスエリア＋公園で楽しさ２倍！
こちらの施設は、一般的な高速道路にあるサービスエリアの食事処やお土産はもちろんありますが、総合公園にもなっているので、１つの施設で２倍楽しむことができます。 水着を着た子どもたちがたくさん集まっているのは、噴水広場。地面から水が噴き出す形になっていて、暑い夏に子どもが楽しめる場所です。水が噴き出すだけなので、溺れる心配もほとんどありません。子どもたちを見守る大人が周りを囲んでいるので、遠くから見ても一目でわかります。見ているだけでも涼しげになれる場所です。バシャバシャとかかる水が冷たくて気持ちいいですし、楽しくてたまらないのでしょうね、何度も「帰るよー」と声をかけられている子がいたかとおもうと、一緒になって水浴びしているお父さんも見受けられました。

遊具広場には、大きなジャングルジムやターザンロープ、滑り台などがたくさんあり、小さな子どもから楽しむことができるスポットとなっています。大はしゃぎで楽しんでいる子どもに、大人は疲れて周りで待っている、そんな光景も見かけました。 そのほか芝生広場や野外ステージもあり、イベントなども行われるようです。

公園内の池には、たくさんの鯉が泳いでいますが、その一部は、なんと善光寺の宿坊から寄贈されたものだそうです。園内で販売されているえさをあげると、陸まで上がってきてしまうのではないかと思うほど勢いよく集まってきます。本当に人に慣れていて近づくだけでも集まってくれますので、観察には向いているかもしれませんね。

散策・お食事・買い物などなど、楽しめるスポットがいっぱい
ほかにも施設はたくさんあります。少し歩いてみるだけで水車小屋や沢がありますし、テニスコートやマレットゴルフ場（グランドゴルフ）で体を動かして汗を流すこともできます。ペット連れにうれしいドッグラン施設などもあります。木陰では、風が吹くと心地よいので昼寝をしている方もよく見かけます。

また、食事処では、小布施ならではの栗を使ったおこわや、ソフトクリームの「ソフト栗いむ」や「すりおろしりんご」、「小布施の牛乳」が食べられます。お買い物をしたい方は、農産物直売所の「お百Ｓｈｏｐおぶせ」で季節の果物や野菜が購入できますし、お土産処では栗菓子や栗焼酎、北信州の地酒など約３万アイテムを販売しているそうです。
さらに併設の「千曲川ハイウェイミュージアム」では、千曲川や小布施の四季の様子などの切り絵が展示されていたり、シアターで水と空をテーマにした映像が上映されているとのことです。

栗に代表される小布施の魅力も満喫できて、涼しさも得られる文字通りのオアシスです。小布施町の一般道からはもちろん、通りがかりに高速道路からも立ち寄れますので夏から秋にかけてのドライブスポットとしてご利用ください。節電の夏にはまさにもってこいですね。
県内の他のサービスエリアでも、早くも秋の味覚が楽しめるようになってきています。残暑厳しいこの時期、信州の魅力を思う存分体験してくださいね。