諏訪湖サービスエリアが恋人の聖地になった

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恋人の聖地プロジェクトというものが日本各地で動いています。NPO法人地域活性化支援センター(静岡県静岡市)が、少子化対策として、地域を代表する観光施設などのうち、プロポーズにふさわしい場所などを「恋人の聖地」として認定しているのです。で、このたび、諏訪湖を一望できる中央自動車道諏訪湖サービスエリアがその「聖地」に新たに認定されたと耳にし、とりあえず編集部は取材班を現地へと向かわせました。中央自動車道諏訪湖サービスエリアは高速道路で最初に温泉施設が併設された由緒あるサービスエリアでもあります。

肩を寄せあうカップルが多いとか
聖地プロジェクトのホームページに「長野県中部の諏訪盆地に位置する諏訪湖。海抜759mにある信州一大きなこの湖を見渡す高台にある諏訪湖サービスエリアからは、八ヶ岳連峰や霧ヶ峰連峰も一望でき、休憩だけでなくその景色を楽しむために立ち寄りたいサービスエリア。諏訪湖畔はかりんや桜の並木に彩られ、四季折々の表情を見せる。厳冬期の諏訪湖の自然現象『御神渡り(おみわたり)』は、諏訪大社上社の男神が下社の女神のもとに通った道筋というロマンティックな伝説が残っている。毎年開催される花火大会はサービスエリアからもよく見え、展望台で肩を寄せ合うカップルも多い。」と説明も。

男神、女神の小さな像が開く扉
諏訪湖サービスエリア上り線を入ってすぐのところに、今回の認定を記念するモニュメントが建っていました。諏訪湖を一望する良いロケーションです。二本の石柱の間に円形のガラスとステンレス製の棒が設置され、丸いガラスは諏訪湖を表現していて、ステンレス製の棒は「御神渡り(おみわたり)」をイメージしているのだとか。石柱にはそれぞれ男神、女神の小さな像が据え置かれていました。

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この男神と女神ですが、恋人同士が左右それぞれの像に二人同時に触れると、さまざまな音が流れます。別に恋人同士でなくても良いのですけれど。流れ出す音の数なんと150種類以上。音楽や赤ちゃんの鳴き声、カップルを囃し立てる声などがあるというのです。取材班の男女ふたりがいろいろ試しているところを動画に撮影しましたので、興味がある人はご覧ください。なお、あらかじめおことわりしておきますが、すぐ後ろを高速で車がびゅんびゅん走っていますので、はっきりいって聞き取りにくいです。だから興味がある人だけ見てください。


いかがでしょう。恋人同士なら、どんな音が流れるか試してみると楽しいのかもしれません。長旅の疲れもふっ飛ぶことでしょう。いま熱い恋人も、かつて熱い恋人同士だった人も、将来熱い恋人同士になりたい人も、諏訪湖サービスエリアで休憩した際にはぜひ立ち寄ってみてください。

みんな幸せになりましょう
またサービスエリア内では、恋人向けに絵馬を販売しています。絵馬はモニュメントのステンレス製の棒に結びつけることができます。見てみると、これまでにこの地を訪れた恋人たちの熱いメッセージが書かれた絵馬が多数結ばれていました。「これは、我々もぜひやらねば」と思い売店にひとっ走り。ハート型の絵馬に写真のように願っておきました。

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なお、恋人の聖地プロジェクトが認定する長野県内の聖地はこれで4カ所目。諏訪湖サービスエリア以外では、八千穂高原、車山高原、白馬五竜「幸せの鐘」が選ばれています。

参考サイト:

恋人の聖地プロジェクトオフィシャルサイト

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