善光寺で有名な「5羽の鳩」を知っていますか。

編集部員のつぶやき

弥生3月。
弥生は、冬が終って草木が芽吹き、生い茂る季節を表現しているそうです。
また、明日5日は「啓蟄(けいちつ)」。二十四節気のひとつで、「冬ごもりしていた虫たちが、土中から目覚めて出てくる頃」とされています。

全国的に暖冬といわれていましたが、ここ信州も降雪や冷え込んだ日は少なく、いつもの冬とは違っていて、「"ようやく春が来た"という感覚が...無い」というのが正直なところです。

とはいえ、春の陽気に誘われて「善光寺」へお参りにいってきました。
やはり、新型コロナウィルスの感染拡大の影響で、休日なのに参拝客は少なく静かでした。

当ブログに度々登場する「善光寺」ですが、今回は、重要文化財の山門(三門)の額に注目してみたいと思います。
山門に掲げられている額の「善光寺」の文字は有名ですが、この中に動物が隠れているのはご存知でしょうか。

編集部員のつぶやき

楼上には輪王寺宮筆の「善光寺」と書かれた額が掲げられています。これは、通称「鳩の字の額」と呼ばれており、3文字の中に鳩が5羽隠されています。
更に「善」の一字が牛の顔に見えると言われ「牛に引かれて善光寺参り」の信仰を如実に物語っています。

──善光寺Webサイトより

さて、5羽の鳩は見つかりましたか?
あるガイドさんによると「"寺"の字の鳩は、飛び立とうとしている」とか。

善光寺へ参拝された際には、鳩と牛を探してみてはいかがでしょうか。(マロン)

この記事を書いた人

マロン

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