荒れ果てた水田を蘇らせた参加者たち
信州の桜前線も平地から標高の高い所に移り、農作業も本格化しています。
そんな中、編集部員Dの住む集落で、3、4年稲を作らずに放置された水田に、フキの根株を定植する作業があり、参加しました。放置されていた水田にはカヤや草などが生い茂っており、それを草刈り機で刈り、刈り採ったカヤなどは、熊手(くまで)を使い、かき集め焚きました。空気が乾燥していたので、瞬く間に燃え尽きました。草が無くなりきれいになった水田に、フキの根株を植え付ける畝をつくりましたが、何年もお米を作らない田んぼの土は固く、スコップで力を入れながら掘り畝をつくりました。
参加したのは6人。草を刈る人、刈った草を片づける人、畝を作る人、フキの根株を畝におく人、その上に土をかける人と、手分けして作業を進め、フキの根株20kgを2時間30分程で植え終えました。
慣れない鍬(くわ)と熊手を持ち、途中休憩を挟みながらの作業だったのですが、日頃の運動不足がたたり、全身の筋肉痛に3日間苦しんだ編集部員D。農作業は、全身運動であることを痛感しました。(さくら)
枯草を焚く