【直売所レポート! No.07】
JAさんさん産直市(全県)
JA長野県農産物直売所ネットワークは、さる7月4日(土)5日(日)に直売所共同イベント「JAさんさん産直の日」を県内各所で開催しました。長野県は日照時間が長く、太陽がさんさんと降りそそいだ野菜・くだものや、おいしさが濃縮された加工品などを、みなさんにたくさん食べていただきたい・・・そんな思いから付けられた名前が「JAさんさん産直の日」。県内各地の直売所で年4回の開催が計画されており、「旬の野菜で夏を乗り切ろう!」をテーマに開かれた、第1回の様子をレポートします。
開店直後、15分で100玉以上売れてしまうほど、新鮮でおいしいレタスがズラリ
買うのが先ですか? 食べるのが先ですか?
最初にうかがったのは上田市にあるJA信州うえだ「マルシェ国分」。5周年を記念した周年祭と併せて開催され、朝から大勢の人が集まりました。先ず目についたのが旬を迎えた地元菅平高原のレタスの特売で、初日の土曜日は300玉限定でしたが、9時に開店からたった15分で100玉以上売れるほどの人気でした。
この日は、えのき・しめじ・エリンギ・なめこなど、たっぷりのキノコときゅうりの浅漬けの試食も振る舞われました。みなさん新鮮な農産物を確保しようと大忙しの様子で、お買い物がひと段落した方から試食を召し上がっています。キノコは冬の鍋の季節だけではなく、サラダや浅漬けにもなる万能素材。夏もたくさん食べてくださいね!
マルシェ国分では、6月~12月の毎週日曜日にも試食などのイベントを開催する予定だそうです。新鮮な農産物と産地ならではのおいしいレシピが楽しめそうですね。
農家の主婦のレシピはあなどれません
JAみなみ信州の農産物直売所「りんごの里農産物直売所」「およりてふぁーむ農産物直売所」「松川インター直売所もなりん」の3店舗では「みなみ信州の夏野菜フェア」が開催されました。このフェアでは、旬の野菜「ズッキーニ」「きゅうり」「アスパラガス」を使った料理の試食が行われました。料理をつくってくれたのは、JAみなみ信州の「うまいん谷応援隊」のみなさん。「うまいん谷応援隊」とは、地元の主婦で構成され、JAみなみ信州の農産物のおいしさをPRしています。ほとんどが農家の主婦なので「おいしい食べ方やレシピは任せて!」という頼もしい応援隊です。
もなりんでは、うまいん谷応援隊の江崎友子さんが、ズッキーニの炒めものをお客さまに振る舞っていました。おかかとチーズで炒め、めんつゆで味付けしたズッキーニのいい香りが店内いっぱいに広がっています。お客さまからも「おいしい」「どうやってつくるの?」と大好評でした。
江崎さんは「地元の方言を使ってのお客さまとのコミュニケーションが楽しく、試食したお客さまに『おいしい!』とおっしゃっていただくことが本当にうれしい。これからもみなみ信州の農産物をどんどんアピールしていきたい」と語ってくれました。
JAみなみ信州では他にも、ズッキーニを使ったスムージー、きゅうりの浅漬けなど、生産者ならではのアイディア料理を提供しました。
ところで、直売所の名称である「もなりん」という名前は「も...もも」「な...なし」「りん...りんご」と松川町の特産品の果物の名前がついています。これから、続々とおいしいくだものが並びますようで、お見逃しなく!