11月のシクラメン販売を控え、農園は着々と冬支度。
と言いたいところですが、そんな優雅な時間はございません(笑)。現在の農園で幅を利かせているのは、玉ねぎ苗です。

美しく咲き始めたシクラメンに癒されつつも、作業の手は休むことなく、体も頭もフル稼働中。

さて、その玉ねぎ苗ですが、宮沢農園ではすべてパイプハウスで生産しています。露路(屋外の畑)よりも天候の影響が少なく、生産管理はやりやすい分、油断は禁物! 気合いは露地の3倍増しです(笑)。

玉ねぎ苗栽培の最大の山場は「掘り上げ」。根っこが切れたり傷んだりすると、植えてからの育ちが変わってしまうので、スコップを入れる場所も、引き抜く手つきも超慎重です。
ちょっと気を抜いて引き上げてしまうと「ぷちっ!」と根っこが切れてしまう分、なが〜く根っこから引き抜けた時の快感は、なかなかのもの。


掘り出した苗は事務所に運んで、根と葉を整えて束ねたら完成! 地味な作業ですが、ここで手を抜くわけにはいきません。

販売は毎年、事務所前にて行っています。取扱品種は次のとおり。
・ネオアース…貯蔵性◎の中晩生種。大人気の品種。
・泉州中高…甲高の大玉。切り玉にも短期貯蔵にも。
・猩々赤…サラダにぴったりのレッドオニオン。

畑からごそっと抜いて苗に仕上げていくなかで、どうしても小さい苗がついてついてきてしまう。そんなちょっと小ぶりな「はねだし」苗は、お得感があって人気です。
それにしても、最近は物価も野菜も高い! スーパーでレタスに伸ばした手を「えっ」と引っ込めたこと、ありますよね? 私はあります。
しかし、農家目線だと決して高くない。複雑な思いでスーパーを日々、徘徊しております。
昨年からバスケに本気な四男に引っ張られ、栄養バランスをやっと気にし始めた母業21年目
そこで頼れるのが玉ねぎです。6月上旬に収穫した玉ねぎは、風通しのいい場所で保管すれば長く楽しめる常備野菜です。カレー、味噌汁、ハンバーグ、炒め物、煮物などなど、さまざまに使えて、あって困らない。むしろ、あると安心。
玉ねぎは風通しの良いところで保管すると長持ちします
玉ねぎ苗は、11月上旬まで事務所前で販売しています。「今年はやってみようかな」という方は、ぜひ苗の顔を見に来てください。

そして、シクラメンの販売は11月上旬からスタート!
ハウスの中ではシクラメンの準備も並行して進んでいます。冬支度どころか、まだまだ全力疾走中! 次回は華やかな色に包まれた農園の風景をお届けする予定です。
では、また!