果物

生産者目線でおいしい果物を選んでみよう

果物の選び方

みなさんは果物や野菜を買うときに、何を判断基準に選びますか?
色付きが良いもの、形が整っているもの、大きいもの、傷がないもの・・・基準は様々ですが、消費者の皆さまの話をお聞きしていると、大多数の方は「果物は大きいほうが良い」と思っているようです。かくいう私も一消費者ですので、「同じ値段ならいっぱい食べれたほうがいい!」と考え、大きいものを買い求めがちです。正直こればかりは好みによるところではありますが、農家さん・JAの考え方と少し異なっているように思います。

手軽に食べるなら小玉りんごを

果物の選び方

たとえばりんごの場合。一概に言えることではないのですが、お客様は、りんご1玉が300g前後より大きいサイズ(10kg箱で32玉入り)を求めているように感じます。私が食べる前提ですと、一番うれしいのは10kg箱で1玉250g前後(10kg箱で36〜46玉入り)です。好みもあるのですが、産地では「小玉のほうがおいしいのだけどね」という話を良く聞きます。直売所ですと「大玉がおいしいよ」という話を聞くことがあると思いますが、本当にそう思っている店員もいますし、お客様のご意向を読み取ってご案内している場合もあるでしょう。
夏になると海外産のサンふじが店頭に並ぶことがありますが、長野県で一般的に小玉と言われる1玉250g前後(10kg箱で40玉入り)のものか、もう一回り二回り小さいもののように思います。海外では、こうした小玉のりんごが主流で、日本のように大きくて立派なりんごは少ないのです。これが良いことかどうかは別ですが、そのぶん値段も安く、日本以上に消費量も多く、りんごはとても身近な果物というわけです。(欧州では、一人で年間平均25kgもりんごを食べる国があるそうです。日本の場合は年間平均4.2kgと言われています。【総務省「家計調査」平成26年度調べ 】)

生産者は、次の点から小玉を好む傾向にあります。

    • 果肉が引き締まり、歯触りがよい。
      少し酸味があり締まっている。
      日持ちが良い。
      食べきりサイズで丸かじりができる。
      小さく持ち運びしやすい。
      同じ規格箱でも数が多く、値ごろ感がある。
  • もちろん大玉には大玉の良さがあるので、好みや使用する場面、予算で使い分けていただきたいところです。

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    果物の選び方

    果物の選び方

    他にも、ぶどうは品種にもよりますが、あまり大房・大粒よりも中房・中粒のほうが、味が良い傾向にありますし、ブルーベリーは大粒のほうがお得に感じますが、アントシアニンを含む果皮部分は相対的に少なくなります。桃や梨はあまり小玉でない限り、大玉との差は少ないです。大玉が良いものとしては、すいかです。中心付近が一番甘いので、大玉ほど甘い部分が多くなります。

    最後は皆さまの好みの問題です。今回は、信州の主力果物の一つであるりんごを取り上げましたが、これからの季節、ブルーベリー・すいか・桃などをお買い求めになるときの参考になれば幸いです。

    ※当然のことながら、農産物には個体差があり、収穫後の保存状況でも味や食感が変わることがあります。

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