「屋根よりた〜か〜いこいのぼり〜♪」
こいのぼりのうたにも歌われる五月五日(端午の節句)の風景も、住宅事情もあり、最近はなかなか見ることが少なくなりましたね・・・。ところが現在、県東北部に位置する須坂市を流れる百々川(どどがわ)高甫橋上流の川面を、100匹のこいのぼりが悠々と泳いでいるんです☆ 4月中旬、地元有志と子供たちが、百々川両岸を渡して鯉のぼりをあげました。子ども達の健やかな成長と酸性の強い百々川に魚が泳ぐ願いを込めて・・・。5月11日まで見ることができます。春の陽差しを浴び、川風をめいっぱい受け、大自然の中を泳ぐこいのぼりって、見ているだけでワクワク!! 心が躍るようです。
各地の直売所やグリーンファームでは、続々と春野菜がお目見え♪ 毎日とれたてのワラビ・こごみなどの山菜や露地物アスパラ、はたまたハウス栽培のキュウリやトマトなど、旬を先取りした信州野菜が勢ぞろいしています。県南部では既にタケノコも登場! ドライブがてら信州の直売所めぐりはいかがですか?
◇長野県の直売所情報
楽しいたのしいゴールデンウィーク(GW)は、農業シーズンの本格的なスタートでもあります。県中部に位置するJAあづみりんご部会では、リンゴ開花日が平年並みの5月1日との予想をうけ、この連休中に摘花を行います。
摘花とは花が咲くと樹に負担がかかるので、花を摘むことで負担を軽くし、果実も大きくするというもの。中心花と側花で大きなものを選び残し、その他を切り取ります。花の時季のごくごく限られた期間に行われ、しかも、今後の天候(遅霜)により果実品質にも大きな影響を与える、肝心要の難しい作業なのです。
長野県北部の中野市・飯山市・須坂市へ、台湾からきのこ生産を学ぶ視察団がやってきました。JA中野市やJA北信州みゆきのきのこ施設や、研究機関である長野県農村工業研究所で、きのこ消費拡大の商品開発や生産技術向上の研究について学び、生産者同士の交流の提案もされたそうです。また台湾のスーパーで長野県産品フェアも開かれます。たくさんの方に信州産を味わってほしいものです。
さて、明日5月1日は「スズランの日」というのはご存知ですか? 当ブログの太田さんの農事録にもありましたが、大好きな人や日頃お世話になっている人にスズランの花を贈ろう、という日です。贈られた人には幸せが訪れるそうですよ♪ ちなみに我が家の庭にはスズランスイセン(スノーフレーク)が咲き誇っています。スズランのような水仙のような・・・。こちらでも幸せな気分に☆
いよいよGWも後半戦。まだまだ間に合う信州ならではの、春の食・農・体験イベントなどへ出かけてみてはいかがでしょうか? 地元での出逢いを楽しむ旅もありますよ。
◇蔵の町須坂 スイーツ食べ歩きウォーク
◇四季の彩り おやきスタンプラリー
◇佐久鯉まつり
◇佐久バルーンフェスティバル2014
◇たかぎにょきにょきフェア
◇信州・長野県観光協会のオリジナルツアー
「地元の人々とのふれ合いを楽しむ旅」
[巻頭のカバー写真]
県北部の飯山市菜の花公園は、一面に綺麗な黄色が広がっています。2014年5月3日〜5日まで「いいやま菜の花まつり」が開催されます。

*コラムはしばらくの間お休みさせていただきます。