JAグループで取り組む「みんなのよい食プロジェクト」は、日本のおいしい農畜産物を旬の時期に食べて、食の楽しさや農業の大切さを感じてもらうことを目指しています。
「よい食レシピ」は、そんなコンセプトで考えられたオリジナルレシピや農家やJA女性部が守り伝える、身体によい、地域によい、環境によい、お手軽レシピです。
リンク:「よい食レシピとは?」
よい食レシピ「キノコと豆腐のヘルシーグラタン」に挑戦
筆者はキノコが大好きで、なかでもブナシメジが好きです。今回は「キノコと豆腐のヘルシーグラタン」というおいしそうなレシピを見つけたので、長野県産キノコを使って作ってみました。
1.木綿豆腐はキッチンペーパーに包んで耐熱容器にのせて電子レンジで1分加熱し、そのまま冷ましてしっかりと水きりをし、ひと口大に切る
2.エリンギは食べやすい長さに切ってから薄切り、しめじは小房に分け、えのきは石突きを切る
エリンギ
ブナシメジ
3.ルーを作る。鍋にバターを熱し、薄力粉を加えて焦がさないように炒め合わせたら、室温に戻した豆乳を少しずつ加え、みそと砂糖を混ぜ合わせる
4.フライパンにサラダ油を熱し、豆腐を軽く炒めて塩・コショウをして、キノコを合わせて炒める
5.先ほど作ったルーを入れて、混ぜ合わせる
6.耐熱容器に入れてチーズをのせ、オーブントースターで表面に焼き色がつくまで焼き上げる
7.こんがり焼き上がって完成!
食べてみると、クリーミーさの中にキノコの歯ごたえがあって、とてもおいしかったです。グラタンにするとキノコの食感がより際立って、とても良いと思いました。
また豆乳を使ったのでヘルシーで、さらに今回はカロリーカットのチーズを使用したので、カロリーを気にされる方も食べられるのではないかと感じました。
参考リンク:「キノコと豆腐のヘルシーグラタン」レシピ
今回の料理に使用したキノコ紹介
〇シメジ
旨み成分であるグルタミン酸が含まれ、またビタミンやミネラル、カリウムの栄養が豊富で、血圧の上昇を抑えたりむくみ防止の効果があります。ほかの食物を邪魔しない絶妙なキノコなので、炒め物や煮物、汁物、揚げ物など和洋折衷使えます。
〇エリンギ
コリコリとした食感や、さっぱりとした味わいで人気の高いキノコです。縦に切ることでより食感を楽しむことができます。そのまま焼いて食べるのもおすすめですし、炒め物や揚げ物にしても良い、使いやすいキノコです。
〇えのきたけ
栄養豊富で、便秘解消へと導く食物繊維や、免疫力を高めるビタミンDを多く含みます。また代謝をサポートする栄養素であるナイアシンやビオチンを多く含み、皮膚や粘膜を保護し、肌荒れ防止や美容効果なども期待できます。冷凍すると栄養が吸収されやすくなるといわれています。
キノコといえば、腸を整える “菌活”です。腸内環境を整えて腸の働きが活発になると、身体全体の調子を整えて、精神面も安定します。さらにキノコは動脈硬化、糖尿病、大腸がんなどの生活習慣病の予防に役立つことが期待されています。
キノコはいろいろな調理方法がありますので、ぜひ、たくさん食べてください。