ふるさとの食　にっぽんの食

先週末、毎年恒例となった「ふるさとの食　にっぽんの食　全国フェスティバル」が東京で開催され、日本全国からおいしいものが集結しました！！場所は渋谷のNHK放送センター。もちろん長野県からもブースが出展され、たくさんの人で賑わっていましたよ〜(^_^)/

「日本の味」が集結 − 復興支援商品も多数
「ふるさとの食　にっぽんの食」は、「日本の食文化の伝承」「地産地消」「食育」をテーマにしたイベントで、平成１３年に始まりました。日本中のJA、JF（漁連）などの生産者団体とNHKが協力し、全国各地で毎年行われています。その集大成をなすのが、ここNHK放送センター前で行われる、全国フェスティバルなのです！！

昨年も3月12日、13日の土日に予定されていましたが、前日に発生した東日本大震災の影響で中止となりました。2年ぶりの開催となった今年は、売上の寄付などで被災地を応援する「復興応援ゾーン」が設置され、全国各地からのブースでもチャリティー商品を販売しているところがいくつもありました。

長野県もがんばりました
そんななか、我らが長野県、信州農産物PR協会のブースでも、チャリティーを行いました。忘れてはいけない3月12日未明に発生した長野県北部地震で甚大な被害を受けた栄村。この村を管内に持つJA北信州みゆき産のキノコと、信州ポークをたっぷり使った豚汁が販売され、売上金は栄村に寄付されることになっています。
1日目の10日（土）は残念なことに午前中が雨でとても気温が低く、来場者自体少がない状況でした。こんな天候だからこそ温かくて、信州のおいしさが詰まった絶品の豚汁を召し上がった方は「出汁が出てて、とろみもあって、とってもおいしい！！」と大満足のご様子。2日目も含めて、100名近くの方に召し上がっていただきました。ありがとうございました。



他にも、リンゴ、アスパラガス、ナガイモ、各種キノコ、リンゴジュースやナメタケなど、信州自慢の農産物を販売。特に「サンふじ」と「シナノゴールド」の2種類を用意したリンゴは、今シーズン最後になるだろうということで、沢山の方にお買い求めいただきました。試食も大人気で、「この季節にこんなにおいしいリンゴが食べられるなんて！」と、沢山購入する方もいます。他のブースで買ったものも併せて、訪れた皆さんのバッグはパンパンでした。



こういった食のイベントは、大都市で生活する方々にとって日本各地の特産品を食べられるチャンスです。一方私たち長野県から見ても、信州のおいしい農産物を皆さんに知っていただく絶好の機会です。今年も「長野県のおいしい食べ方」では、様々な場所で出現する「小さな信州」を随時ご紹介していきますので、お見逃しなく！！