遠くても足をのばしたい、片田舎の素敵な店:上田市

Shinshu's Best Travel Offer
A Cozy Cafe in the Mountain Country



cafe_top

信州のおいしい素材を使ったメニューと、居心地の良い空間を提供してくれるマウンテン・カントリー信州ならではのカフェを、シリーズで紹介しています。どこからであれ長野県を訪れた際は、足を運んでみてください。そこにはきっと、おいしい出会いがあります――

 

cafe20120411_01



そのカフェは、上田市の郊外、里山を背にした農家の納屋を改修したお店です。名前は、Hatake Cafe 山笑(やまわらう)。山笑とは、俳句で春の季語です。

cafe20120411_02



s-Yamawarai03


s-Yamawarai04

s-Yamawarai05

今年は、4月に入っても雪がちらつく日が多く、山笑う季節、春の訪れが本当に待ち遠しい信州です。カフェの名前、山笑は地元の人に親しまれるように、店主さんが考えました。お店の前の畑では、店主さんが自ら無農薬で野菜を育て、カフェのメニューにも登場するそうです。

山笑の店内に入ると、素敵なインテリアと、渋いBGMが流れていて、ここが信州の田舎であることを忘れてしまいそうな空間です。窓から見えるのどかな風景が無ければ、街中のカフェと間違えてしまうかもしれません。

s-Yamawarai12

山笑のごはんは、旬の野菜カレー、おかずスープとごはんのセット、ナンプレート、自家製ピッツァなど。取材に伺った日のごはんは、黒米の入ったご飯と、具の野菜がたっぷりのおかずスープは、金時豆と長いもの豆乳スープでした。食材は、できるだけ農薬や化学肥料を使わない野菜を選び、調味料も無添加のものを使うよう心がけているそうです。味も、盛り付けも、店主さんのセンスが光ります。
週替わり、日替わりのスイーツは、黒豆と豆乳のシフォン、はっさくパイでした。甘さを控えた、上品な味わいです。店内の黒板に書かれた、その日のスイーツから選びます。
ドリンクメニューは、有機珈琲、フルーツティー、紅茶など。珈琲豆はすべてフェアトレードの豆にしているそうです。フルーツティーは、4種類から選び、フルーツの香りがしっかりします。3杯は飲める、たっぷりの量も魅力です。

s-Yamawarai17
s-Yamawarai15
s-Yamawarai19

山笑は、イベントでお米づくりや、味噌づくりをするそうです。加工品は、味噌のほか漬物やジャムも手作りし、一部はカフェのメニューにも登場するのだとか。 店主さんは、カフェで出すメニューの食材を、できるだけ自家農園で賄えたらと考えています。今は、野菜ときのこの一部を作っていますが「何でも作りたいです」と笑います。 山笑が、室賀の里にオープンして3年が過ぎたそうです。のんびりとした田舎にある、素敵なカフェで、まったりと過ごしてはいかがでしょうか。

s-Yamawarai18


s-Yamawarai20

Hatake Cafe 山笑(やまわらう)
長野県上田市上室賀104
TEL&FAX 0268-31-1090
営業:11:00〜18:00
定休:木曜、第1金曜日


大きな地図で見る

この記事を書いた人

プリン作りの名人

1334070000000

関連記事

美しいしつらえとやさしい食に出会うカフェ:飯田市
グルメ・カフェ

美しいしつらえとやさしい食に出会うカフェ:飯田市

新緑の林の中でおいしいカフェと出会う幸福:安曇野市
グルメ・カフェ

新緑の林の中でおいしいカフェと出会う幸福:安曇野市

ここにしかない空気感に魅了されるカフェ:佐久市
グルメ・カフェ

ここにしかない空気感に魅了されるカフェ:佐久市

田園のなか CAFE VALO の看板を探し求めて:松本市
グルメ・カフェ

田園のなか CAFE VALO の看板を探し求めて:松本市

新着記事