「楽しく農業をやろう!」を合言葉にJAあづみ(長野県南安曇郡豊科町)が「生き活(い)き塾」を開いています。6月3日には第3期の塾生が「菜の花プロジェクト」と名づけて自家消費用の油をとるために休耕田で栽培していたナタネの刈り取り作業を行いました。
豊科町の安曇野スイス村前と豊科町南穂高の塾生の休耕田で行い、参加したおよそ40人の塾生のみなさんは強い日差しの下で総面積約50アールの畑で朝から夕方まで作業に汗を流しました。「菜の花プロジェクト」は、休耕田に栽培した菜の花から食用油を搾り、残った油かすを肥料として畑に戻す取り組み。食や農業などを幅広く学ぶ「生き活き塾」の第3期塾生が昨年10月、修学旅行で循環型農業を実践している宮崎県の牧場などを見学し、自分たちでもできることを実践しようとはじめました。塾生20人以上が自宅でも菜の花を栽培しています。10月に予定している油作りには、すべての畑で収穫したナタネを使う予定です。
6月13日からは第4期生き活き塾もスタートしています。JAあづみではプロジェクトの拡大を目指しているので、「生き活き塾」や「菜の花プロジェクト」に興味のある方は、JAあづみ福祉課までお問い合わせを。
JAあづみ 福祉課 電話 0263?72?2148