7月1日から始まりました、平成29年度「信鮮!信旬!キャンペーン」も11月11日に終わりを迎えました。
キャンペーン初日に「長野県農業応援大使」に任命された末吉くんが、長野県下16JA、南から北まで農畜産物・直売所の魅力を紹介してきました。約4カ月半にわたるキャンペーンを盛り上げてくれた末吉くんに、キャンペーンと長野県についてインタビューしました。
生産者さんとのふれあいに感動
長野県農業応援大使の任命式
「振る舞いが本当に楽しかった!」「地元の人が自分の地元野菜のことを知っていて、逆に地元の人からおいしい食べ方を教えてもらった」と笑顔で語る末吉くん。イベント会場となる直売所では、老若男女問わず人気。振る舞いはもちろんのこと、ツーショット撮影に引っ張りだこで、末吉くんの人柄の良さが感じられました。
JAの担当の方や、出演してくださった生産者さんについては、「あまり打ち合わせができなくて、急に収録となっても(農産物について)スラスラ言葉が出てくるんですよね! 緊張しているって言っていても喋れちゃうんですよ」「レイアウト(棚の陳列)も工夫していて、自分のところをアピールしようという熱量が違いますね!」と感心していました。
「一番おいしい」に何度も出会った長野旅
16JA、全20回のイベントを回った末吉君に、一番印象に残ったイベントについて聞いてみました。
「JA信州諏訪のカボチャの回が一番印象的でした」と言う末吉くん。信州諏訪は葉物野菜のイメージがあるなか、今後推していきたい"イチオシ"のカボチャで挑むという点が印象的だったそう。振る舞いのカボチャスープに使われていた「バターナッツ」というカボチャも印象に残っているのだとか。
バターナッツカボチャを使用したパンプキンスープの振る舞い
その他にも、JA長野八ヶ岳のレタスの振る舞いでは、レタス=苦いというイメージだったのが、「ドレッシングなんていらない、野菜本来の味だけで食べられる!」とレタスのおいしさを再発見していました。
JA松本ハイランドの『よい食パク博』では、「見るところがいっぱいあって、職員の方に案内してもらえてありがたかったです。すべて回るのに30~40分かかりました(笑)」と、イベントを存分に楽しんだ様子でした。
JA長野八ヶ岳の農産物
ブランド桃「川中島白桃」の試食
番組の企画で、2年間で長野県77市町村を制覇したという末吉くん。今まで食べた長野県の農畜産物で一番おいしかったものについて伺いました。
「小海町で食べた白菜です」と即答。縦半分に切って、白菜の中心を生で食べたとき、本当に甘かったんだとか。「『甘い』っていうと、生産者の方に『甘いっていう表現しかしない』って言われたことがありますが、本当に甘いんですよ!!」と熱弁していました。
おいしさは、もっと伝わる!
千葉県出身の末吉くん。他県民だから分かる長野県の良さがあるそうです。
「長野に行くと、長野の野菜のおいしさが分かります。長野の方がいかにおいしい野菜をいつも食べているか、身近においしいものがあるということを、(地元の方にも)知ってほしいです。もっと、どんどん食べてほしいです!」と語っていました。直売所はもちもん、スーパーでも長野県産の表示野菜をよく目にします。長野に住んでいるからこそ見えないもの、県外の方に言われてはじめて知ることもあるのですね。
最後に、末吉くん考案『や(YA)さいのポーズ』を決めてもらいました。
■末吉くんプロフィール
千葉県出身のお笑いタレント。得意なものまねは平泉成。長野放送で現在放映中の「土曜はこれダネッ!」にレギュラー出演中。