連載※長野県伊那市のはびろ農業公園みはらしいちご園で、いちごの世話をする有賀玲子さん(26歳)が、月々の農事を綴ります。
チューリップ祭
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権兵衛トンネルが開通して1ヶ月たちました。木曽からだと伊那まで30分もかからず来れるようになったため、毎日木曽方面から多くのお客様に来て頂いています。ありがたいことです。
ここにきていちごの状態も良くなってきて1月下旬から2月初めの入園受け入れの減少分を取り戻しつつあります。日照時間も長くなり、いちごの赤くなるペースも速くなってきました。これから小中学校が春休みに入って平日でも家族づれのお客様が増えるので、この状態が続いてほしいです。
さて、みはらしファームでは、3月11日と12日の2日間、チューリップ祭りが行われました。わたしも参加している伊那農業青年研究会(伊那農研)の、春日彰さんと唐木隆裕さんの栽培した5号の鉢に8球が入った8本仕立てと、6号鉢に12個の球が入った12本仕立ての、それぞれに色の組み合わせが異なるチューリップ30品種を、会場で販売しました。
11日は暖かい天気でしたが、12日は一転して寒い雨降り。農研会員が交代で販売や福引きなどを担当しました。チューリップ祭りには、みはらしファームに県内外から多くのお客様が訪れ、沢山並べられたチューリップに足を止め、買っていかれました。
今年で4年目になるこのイベントを毎年楽しみに来られるお客様もいらしゃいます。今年はなんと2日間で1500鉢を販売することができました。
これから春休みに入り4月初めまで、忙しくて目の回るような日々が続きますが、わたしは気合いをれてがんばります!!
▽長野県の気候・春の特徴(長野地方気象台)